驚きのトマト事情

すごい豪雨。

 

クルマのフロントグラスから、前が見えない。夙川の高架下の道路では冠水が。日本海側の豪雨の報道を、対岸の火事ごとく見ていたが、この状態が何日も続くとなると・・。

被害の出ている地域の方々のご苦労を思うと、心が痛みます。

 

 

 

 

 

朝、TVをつけると「新報道2001」が。「日本はやっぱりすごい」という驚きの情報が流れてきました。

それは、植物の種子のペレット化。形の不揃いな植物の種を、ペレット加工することで、取り扱いや機械播種が容易となり、作業性の向上というメリットが得られます。

 

 

 

 

 

均一の大きさになるので、機械によるオートメーションで、減圧し、趣旨内部に微生物を入れたり、低温・除湿条件により、ストレスを減らし、発病抑制が可能になる。おまけに、無駄な肥料の消費をなくし、どの種にも均一に与えることができるのです。

 つまり、飛躍的に病気などの症状を減らし、健康で丈夫な植物から、素晴らしい農作物がたくさん作れるということ。この農業の分野で日本は優れた技術力を、世界に先駆けて持っている。 

その実例として、最近のトマト事情を特集していました。

 

 

 

 

ここ数年、トマトの品種人気ナンバー1は、「モモタロウ」。果実がしっかりし、完熟出荷ができる桃色トマトの元祖で、高糖度で肉質がよく、食味は最高とされています。全国の農家でも、現在ほとんどのシュアを誇る品種。

 

 

ところが、最近ライバルが出現。「りんか409」という品種で、桃太郎と並び糖度が高く食味が良く、人気が高いトマトです。特に「りんか409」は、「モモタロウ」と比べて非常に病気に強く(=農薬の使用が少ない)実がしっかりしていて糖度(甘さ)が非常に高いという特徴があります。番組内では、糖度が”7”を越えるものが紹介されていてびっくり。この糖度ならば、まさにフルーツですね。

 

 

さらに果肉が厚く、崩れにくく、甘い  ↑

 

以前もご紹介しましたが、トマトはリコピンを多量に含み、肌の美白、活性酸素を抑制して老化防止の作用に素晴らしい効果が期待できます。たくさん出回るシーズンに、買い込んでドライトマトにして保存すると良いと思います。ドライトマトは市販で買うと高額。自分で作ることも出来ますよ。作り方は、以下のブログを参考になさってくださいね。

 

 http://blog.goo.ne.jp/popoguchi/e/26a7b2af022bf3b561bd24c6c693dbf7

 

 

暑い夏に、スパイスをきかせたトマト料理をたくさん食べて、この暑い夏を乗り切りたいですね。