先日、スパの発展系として「スイナ」という技法を使ったヘッドスパを体験しました。
かなり頭の芯からスッキリ。
頭には、たくさんのツボがあります。よく知られているところでは「風池」という首の付け根のツボ。
後頭部の髪の生え際付近の中央よりもやや外側の部分になります。
中指の腹でゆっくり前後に倒して伸ばしていくことで、脳の血流を良くして、疲れや風邪を改善してくれるのです。
他にもツボはいろいろあるようです。例えば耳。
全身に３６０ほどのツボがあるらしいのですが、そのうちの１１０が耳に集中しているそうです。これには、驚きました。
強く押せばいいというものではないのですね。マッサージに行かれて、次の日に、もみ返し（しなければ良かったと思うような、後からの痛み）を経験された方も多いのでは。適度な力と角度でやんわりと。力の入れ過ぎは禁物ですよ。
私事ですが、８４歳になる母がいます。すでに認知症が始まっています。頭を刺激して、少しでも改善できないものかと顔を合わせる度に思うのです。
認知症の改善にツボ療法は、｢徘徊（はいかい）が減少し、言葉や肉体による攻撃性が軽減するなど、明らかな改善効果が認められた。｣と米医学誌「Journal of Clinical Nursing」に掲載されたほか、ほかの文献にも同様な効果が報告されています。
認知症は75歳を過ぎると発症率が急に高まるという報告があります。できるだけ、予防、または軽い段階での改善および重症化予防に努めるためにも、ヘッドスパをさらに進化させていきたいと願っています。
ご興味があれば、サロンで、ヘッドスパやヘアエステを、ぜひ一度体験してみてください。
いつも、お読みいただき感謝しています。
