味覚の不思議、新たな仲間

胡椒や七味やわさびなどの薬味や香辛料は、料理にかかせません。

鯛の潮汁は、たいへん美味しいですが、ややもすると魚の生臭い匂いが出たりします。椀にひとかけらの柚子の皮を落とすだけで臭みがうそのように消え、よりおいしくなったりします。うなぎは山椒なくして語れませんし、ニンニクや鷹の爪なくしてイタリアンは成立しないでしょう。古くは、西洋人が胡椒を求めて大海を渡ったように、香辛料には人を動かす魅力があります。

大好きなおそばにはわさび。かえし(つゆ)にわさびをたくさん溶いてしまう人がおられますが、あれには興ざめです。蕎麦にわさびを少しだけからませて、一口くらいのお蕎麦の先端だけにつゆをつけて、のど越しを楽しむのがよいと思います。

薬味にも適度な量や配分や作法があって然り。
つけすぎはよくありませんね。

人間関係にも同じようなことがいえるかもしれません。あるグループに、新たなメンバーが加わることにより、その場の雰囲気が劇的に変化することがあります。だから人との出会いは面白いし、とても大切です。

昨日から、我がアントゥンシュールヴォーグに新たなメンバーが加わりました。今年四月の1年生と合流して、我社に入社した森本君です。

昨年美容学校を卒業してから、さまざまな職を経験し、最近まで京都の無印で働いていた面白い経歴の持ち主です。話すと、落語の噺家のようなしゃべりで人当たりがよいのです。接客業には向いているタイプかなと。彼がどのような核融合をサロンで起こしてくれるのか楽しみです。

しばらくは芦屋のサロンで、考え方から。サロンで見かけることがありましたら、気軽にお声をかけてあげてください。リアクションが期待できますよ。