全店メイク・コンテスト

サロンに来ていただきますと、最後に「この写真の中で、1番変わったなあと思われる番号を書いていただけますか?と小さな投票用紙をお渡ししています。

 

 

 

店内で、スタッフのメイクのコンテストをさせていただき、技術の向上を目指しています。

メイクとヘアを、いかにリンクさせていくか。そして今の美容師には、スタイリスト(服を選び組み合わせる能力)としての総合的な感覚が要求される時代になりました。

 

 

 

その方の本来もたれている雰囲気や望まれている落としこみ(女性らしく、甘くフェミニン、元気で明るいスポーツ系、モードでエレガント、アバンギャルドで尖がっているとか)をすばやく理解し、なりたい理想のスタイルに近づけてさしあげる。驚きや感動は、事前に予想したものよりも、はるかに先を行かなければ生まれません。

モデルをさがし、夜に繰り返し練習し、衣装を考え、写真を撮る。かなりの時間と努力を積み重ねてくれています。それも、自ら望んで。

 

若い人には、していただきたいことが山ほどあります。

 

夕日に輝く海の黄昏に、恋人の甘いささやきを耳元でつぶやかれうっとりするとか、激しく言い争い、もう終わりかとおもうような喧嘩の後で笑顔に帰るとか、それが無理ならページをめくるのが待ち遠しく夢中になる読書をするとか、涙の止まらない感動の映画を観るとかでかまわないのです。追体験でかまわないので、心にたくさんの栄養を上げてほしいのです。田畑の土を耕すがごとく、苗を植えて、水をやり、慈しみ、育て大木にしてほしい。そして、自らの心に森を作るのです。マトグロッソ。

 

物語構造をはじめ、さまざまな経験の中で、人生の深みを知る。

まあ、それの一環と言うか、その手始めかな。

スタッフが企画し、実行するキャンペーン。

お手間ををかけしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。