首相の退陣で世の中は大荒れ。
私の気持ちも大きく揺れました。
生まれもっての乱視である。
左目と右目の視力が極端に違うんです。
ですから、夕方になると左目の瞼が下がってきてつらい。
それを解決する画期的な方法が「レーシック」です。
簡単に言うと、レーザーで角膜の表面を切り、ふたを作り、角膜に再度、レーザーを照射。角膜を再生させて、視力を回復させる手術のことです。
たくさんの芸能人やスポーツ選手もなさっています。
たとえば、レッドソックスの松坂大輔投手なんかも受けておられます。
コンタクトやメガネの煩わしさなく、裸眼で世界を見たい。
誰もが願うことですよね。
昨日、その予備検査を大阪のS川クリニックに受けに行ってきました。
怖くないのかって?
もちろん不安もたくさんありました。
でも、先述の自由に比べたら、少々の傷みや恐怖など苦になりません。強い気持ちで望みました。
たいへん綺麗な病院、最先端の技術と設備。ていねいな説明と優秀なスタッフ、安心しました。患者さんも後から、後からやってきて、大盛況です。それだけ、視力の回復を望む人が多いということでしょう。
3時間半あまりの検査。かなりの数の検査があり、最後の診断でドクターから発せられた言葉は「あなたには無理です」
つらい!
期待が大きすぎたせいで、ショックが隠しきれませんでした。
生まれつき内皮角膜の細胞の数が少ないという診断。
角膜がにごり、遠視が強くなると。
レーシックは断念せざるをえない結果となったわけです。
アルプスの山にかかる朝焼けの光や、南太平洋、タヒチの海底の珊瑚の色を自身の裸眼で確かめたかった。
贅沢をいってはいけませんね。
健康で働けるありがたさを、再度、かみ締めながらこれを書いています。
無念という言葉を、1番かみ締めておられる人はこの人です。
阿部さんには、体をゆっくりと休めていただいて、まだまだがんばっていただきたいですね。
おつかれさまでした。