撮影やコンクールで頑張った子達を呼んでのしゃぶしゃぶの会。
仕入れが結構、たいへんなのです。ひとり何グラムにするかとか、付け合わせる野菜をどうするかとか。
野菜は、今回、レタスと水菜と白菜で。
あとは免疫力を高めるキノコ類(椎茸、ブナシメジ、エノキ茸)。レタスのシャキシャキ感が、肉とゴマだれに合うのです。
でも、なんといってもお肉の質。
いつも行くお肉屋のおじさん曰く、「しゃぶしゃぶは、焼肉に比べて食べやすいから、多めに仕入れた方が良いよ」。確かに言われてみれば…。
今回、ひとり300gを目安に。豚と牛を半々にしました。豚と言ってもブランド豚。名前を忘れましたが、森の太陽…とかいうネーミング。こんな感じ。
沸騰させた鍋に、利尻昆布を敷いて一煮立ち。
昆布を取り出して、さあ、豚しゃぶから。
たちまち鍋に差し込まれる箸と肉たち。薄桜色に変色しながら踊る薄衣の乱舞。
これはまるで、夜店の集団綿菓子屋状態だ。
一旦、収まってから次に牛を投入。
さらに加速する箸の上下往復運動。比較的に物静かなメンバーのはずが、湧き上がる若者たちの歓声。
〆はラーメンで。
これも、計2回。別腹らしい。一瞬で過ぎるサイクロンのごとし。
みんなで後片付けして11時。解散。
私も自宅に戻り、しゃぶしゃぶで使った昆布を碁盤の目に切り、麺つゆと酒と山椒の佃煮に入れてコトコト煮込む。無駄をしないで昆布の佃煮に。
冬に向かって、静かに夜は更ける。
いつも、お読みいただき感謝しています。