届かない愛の方程式

どうも仕事のとき、左側を向くようで、体が曲がっているようなのです。一種の職業病ですね。それで、甲南山手にある三宅接骨医に毎週通っています。
すっきりして、自宅まで帰り着いてドアを開けた瞬間、愛犬のマーブルとリズムが庭にリードなしで飛び出したんです。
マーブルは3歳ですが、リズムはまだ6ヶ月。

わけもわからずだと思いますが、大声で呼んでもとまりません。
あれよという間に、門から外へ。

その時点で、背筋に緊張が。
「キャイン!」左側から来た車に、接触。
50cmは飛ばされてました。
「リズゥー!!」私の悲痛な叫びも空しく、
彼女は、すぐ起きて鳴きながら逃走。
向かいのレストランの植え込みを抜けて、泣き声は遠ざかっていきます。
100mは走りました。
どうやってマーブル(7kg)を捕まえたかも覚えていませんが、抱きかかえて大声で叫びながらの追跡です。
追いかけながら、「グッタリしたリズムの映像」と「泣き叫ぶ奥さんの映像」がフッラシュ・バック!

背筋が凍る思いとはこういう瞬間です。

近くにいた方の協力(ありがとうございました!)もあり、なんとか捕獲。
必死で、すぐ病院へ。
鼻血をだしており、元気がなかったので心配でしたが、当たり所がよく奇跡的に大丈夫と獣医さん。車がそれほどスピードを出していなかったのも幸いしたようです。

「よかった!」、奇跡です。 天を仰ぎました。

明日まで、安静にと注射を1本。
さっき見ましたら、グースカ、大の字になって爆睡中。
でも、大丈夫かなー。 人の心配も知らず。

親と子、先輩と後輩、師匠と弟子。
愛するものへの方程式がそこにはあります。

今は、このまま元気でいてくれることを祈るのみです。
ペットをお飼いの方は、私と同じ思いをなさらないように・・・