旅行に出かけると、一番素敵な時は、朝の光を浴びる時間帯だと実感する。
ホテルの広い庭を散策しながら、ビーチへ出てみた。
クタからレギャンあたりまでほぼ直線の砂浜が続く。ヘッドくらいの良い波がチューブとなって浜に向ってきた。
すでにビーチをジョギングしたり、ワンコと戯れたりしている人がたくさんいる。
手招きすると、人懐っこいワンコが飛んでくるではないか。
全世界、犬は人間の最愛の友だ。胸をなでてやると、本当に嬉しそうだ。犬種はラブラドールだけれど、かなりの老犬で、背中の毛が抜け落ち、皮膚病を患っている感じ。こちらのワンコは、どの子も痩せているしね。胸がキュンとする。
ひととき、ビーチで朝の空気に浸った後、ホテルに引き返して朝食。男の子たちがテーブルを囲んでいる。今回、ほとんど女子と朝食時に出会わない。女子は、メイクやらいろいろたいへんなんだろう。朝食の時間帯が違うようだ。
フナ、ウッチャン、横やん。君たちは完全にロコな現地人にしか見えないぞ。
この日は、パンだけでなく、お米が恋しくなってカレーを食べた。日本のお米とは、ほど遠いけれど、やはり美味しい。ココナッツの入ったタイ風のカレー。
スイカジュースは、フレッシュ。
中央はメイプルシロップ。右上のはピーナッツバターです。
とはいっても、焼きたてのパンに自家製ジャムとバターのトースト、フルーツや木の実のヨーグルト・デザートを食べてしまう。さすがに、満腹です。
プールで、本を読みながらのんびりした後、頼まれたお土産を買いにレギャンへ。タノ&ミートとともにタクシーで、アシタバ(藤製品のお店)のショップを目指す。
お目当てのランチョンマットを購入。サロンの女子たちと合流。一度、カフェに入るものの、対応が悪く時間がどんどん経っていく。女子たちは、エステの予約済みで時間がない。オーダーを断って退出。サービスには、厳しくなってしまう。
通りにはヨーロッパの人々が経営するお店も健在で、絵画、陶器、衣服、土産物のお店がたくさんある。経営として成り立っているのかは甚だ疑問だが。
そこからタノとミートと3人でランチを食べようと、オベロイを目指して歩き出した。
炎天下の中、額に吹き出す汗を拭いながらひたすら歩く。とある店先で、暑さにダウンのワンコ。つぶらな目は、何かを訴えてくる。南半球の島で、懸命に生きているのだ。
道は相変わらず混んでいて、ひっきりなしにクルマとバイクの群れ。
写真は、途中で立ち寄ったローカルの果物屋。色とりどりの南国フルーツたち。
奥から少女が出てきて、マンゴスチンをひとつ剥いて手渡してくれた。甘酸っぱい優しい味。数個でも、買ってあげれば良かったのだが、そんな余裕もなく・・ごめんね。
ローカルの食堂や地域の銀行などを過ぎてもカフェが現れない。
仕方がないのでタクシーで戻る決断をする。タノ、ミート、すまぬ。
レギャンにあるローカルなスーパーで、土産物を物色。私は、ナチュラル素材の石鹸やコピのコーヒー豆を購入した。
そこから再びタクシーでホテルへ。
・・とまあ、男三人珍道中である。
限られた時間のなか、土地勘がない場所で、動くことのリスク。思い込みや、判断ミスが命取りになることもある。教訓にしよう。
夕刻のパーティーまで、のんびりと過ごす。
リゾートでは、何も考えずリラックスするのが一番良いのだ。
この続きは、5にて。
いつも、訪れていただき感謝しています。