無花果の不思議

庭のいちじくの木が実をつけた。

結構な数。

 

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毎年、実だけは付けるけれど、赤く熟さない。果物屋で買えるイチジクとは大きさがまったく違う。少し大きなピンポン球くらいかな。

50センチの苗木から育て、私の身長を越すまでに大きくなっている。せっかくなら、プチプチとした種と柔らかな果肉の上品な甘さを堪能したい。

これには何か原因があるに違いないと、調べてみました。特別な剪定や堆肥とかがあるのかなと。あるんですが、それ以外のことが勉強になりました。

 

 

まず、いちじくは、無花果と書いて、実は果実でなく花であること。これは、知りませんでした。確かに言われてみれば、花をみたことがない。

さらに、雌雄異株と言って雄と雌の木が存在します。でも、キーウイとかと異なり、授粉せずとも、雌だけでも実をつけるそうです。イチジクコバチという蜂が、実の先端から入り授粉する。そうなのか。

品種も、結構たくさんあるらしい。小さな実しか出来ない品種もあるようで、うちのはそれかもしれない。

 

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結構、みなさん苦労されているようで、たくさん書き込みがある。

なかでも味のつけ方に、夏型と秋型があり、梅雨明け以降にオリーブオイルを実の先端に少し付けると劇的に実が大きくなり、甘さも増すという。何故、そうなるかも書いてあったけど、ここでは割愛。今年はやってみよう。

植物は、種により独自の進化を遂げ、数え切れないほどの種類がある。育成するのにも勉強が必要なんですね。

種と個体に限らず、千差万別。

植物も人も同じく、育成には時間と手間がかかるのですね。勉強になりました。

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