無事かな。明日にはスタッフが帰国します

それにしても、弾丸トラベラー。まる2日間と少し。フィンエアのサービスはよさそうですが。

 

見違えるとまではいかないだろうが、世界観は確実広がっているはず。わたしも成長しなければということで、「日本でいちばん大切にしたい会社」 坂本光司著  50万部を突破。2と3も好調のようです。

ひとつめは、社員の7割が障害者のチョーク製造会社、日本理化学興業。ひとはだれでも、障害を持った方でさえひとのお役立ちたいと願っておられる。その思いを無駄にせず、会社として50年間も存続しているのはすごいことだと思います。

うちでも、新卒のスタッフの教育としてよく見せる伊那食品工業が2番目に入っていたのでびっくり。寒天の会社である。48年間増収増益の会社で、自由な発想で社員に考えてもらい、食品だけでなく、建築資材などオンリーワンの敵を作らない経営を目指してこられたのです。長野県の山奥のその会社はまるで別世界。ひとつの完成形です。

中村ブレイスや柳月、杉山フルーツなどそれぞれにその理念やポリシーに頭が下がります。

■日本でいちばん大切にしたい会社

 多くの経営書では、会社は株主のものである、と書いています。
また、「会社は誰のものか」という議論では「株主のもの」という考えが支配的で、経営の目的も「顧客満足」とか「株主価値の最大化」などということが当然のようにいわれます。
しかし著者は、みんな勘違いしている、と喝破します。会社は顧客のためのものでも、まして株主のためのものでもない、というのです。
社員が喜びを感じ、幸福になれて初めて顧客に喜びを提供することができる。
顧客に喜びを提供できて初めて収益が上がり、株主を幸福にすることができる。
だから株主の幸せは目的ではなく結果である――これが著者の主張です。
目からウロコが落ちる思いの経営者、社員の方々が大勢いるのではないでしょうか。

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