内田樹先生の最終講義

師匠である内田先生が、神戸女学院を退官され、かねてよりおっしゃっておられたように「お気楽なもの書き」、「武道家」としての新たなステージにシフトされるのです。

土曜日ではありましたが、スタッフには無理を言って、午後より神戸女学院大学の講堂にての最終講義を受けさせていただきました。みんな、ほんとうにありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

会場には、いつも合気道のお稽古にてお見かけする顔、久々にお会いしたゼミでのなつかしいお顔が、あちらこちらに。あたたかい気があふれていて一応にみな笑顔。やわらかな空気に包まれ、濃密で素晴らしい時間でした。

ヴォーリズの設計した校舎のお話を通じ、内田先生の神戸女学院大学への愛と感謝の込められた「愛神愛隣」そのままの講義でありました。

講義、茶話会、パーティの流れでしたが、出席者がすごい方々ばかり。

 

 

 

 

 

宝塚ホテルのすみれの間、パーティ会場には高橋源一郎さん、中沢新一さん、茂木健一郎さん、関川夏央さん、鈴木晶さん、平松大阪市長など著名人、有名人の方々が多数。あまりの濃さにクラっとめまいがするほど。パーティでは先生には、サプライズでの能の舞から。鼓は奥様が。あの物事に動じない沈着冷静な先生が、びっくり仰天しておられました。

 

 

 

内田先生が21年間に縁ある方々と培ってこられ、パスしてこられたものがひとときに爆発したような会。よく練り込まれたコンテンツに加え、スピーチに出られた方々や演目をなさる方々全員が、内田先生に対する愛で満ち溢れていました。運営にあたられたゼミ卒業生、合気会の方々、先生に縁のある方々がキビキビと動かれ、全力で盛り上げておられたことを記しておきたいと思います。素晴らしい会を、ありがとうございました。

 

 

 

それにしても、本当にすごかったなー。末席に立ち会わせていただいたことを感謝するとともに、先生の教えを心に刻み、また他者にパスしていきたいです。

 

 

 

 

内田先生の終わらない夏休みの充実と、ますますのご活躍を強くご祈念するのでした。

 

■講義の内容については、ぜひこちらを。 http://togetter.com/li/92210 

お客様でもあり、お世話になっておりますF井さまとM田さまの渾身の連続ツイートを、橋本麻里さんがまとめられたサイトから。