日本にもイチロー選手や、浅田真央さんなど、スーパースターの名にふさわしいかたがたくさんおられますが、若手の注目株と言えば、なんといっても石川遼くんでしょう。
先日、関西オープンでプロ転向後の初優勝を決めたシーンも記憶に新しいところです。
遼くんの話をお客様としておりましたら、面白い話をたくさんお聞きしました。
あの日、宝塚ゴルフ倶楽部でおこなわれた関西オープンゴルフ選手権競技に実際に行かれていた何人かのお客様のナマの声です。
８/２２・２３日は地元宝塚の阪急逆瀬川駅は大混雑。遼くんを一目みたいと集まられたたくさんのギャラリー。すごい数であったそうです。
決勝の２日間、ずっと観つづけていた方のお話です。その方は、ゴルフが大好きでご自身でもプレイされるし、キャディさんのバイトもされるほどのゴルフ好き。その日も、お嬢さん（小学生）と生まれて間もない乳飲み子をかかえご覧になっておられたそうです。
決勝２日目、前日に例のラフから奇跡のチップインイーグルを決めた同じホールのバンカーからのショットの際、シィィーーンと静まり返った雰囲気の中で、かかえておられた乳飲み子が、今にも泣き出しそうになり、これはまずいと、林の中へ移動し、木の陰で胸をほりだして乳をあげたそうです。
「まさか、遼くんも真剣勝負のかたわらで、乳ほりだした女性がおったなんて思いもよらんやろー」とその女性の旦那様からうかがいました。（笑い）いまは外からは見えないように授乳できる服があるそうです。その方の名誉のために付け加えさせていただきます。
また、別の方はすごい数のギャラリーなのに、たびたび知り合いに会ってしまっそうです。ゴルフ好きの方も、そうでない方も。宝塚市のゴルフ好きの人口が一気に増えたんでしょうか。
その方も、固唾を呑んで遼くんの姿を追いかけていたそうですが、遼くんのドライバーの飛距離や技術レベルの高さに圧倒され、同じ組で廻っていた年長のプロがかわいそうなくらいであったと。そして常に前向きに、ピンチでも攻め続ける姿勢には、感動したそうです。
残念であったのは、同じ組で廻っていたほかの選手が打ち終わっていないのにゾロゾロたくさんの方が移動を始めてしまうマナーの悪さ。別の大会でも、遼くんと一騎打ちの相手のパットが外れて喜ぶ歓声をあげたギャラリーのマナーが問題になっていました。日本人も紳士のスポーツをもって理解するべきでしょうね。
いつも感心するのは、遼くんの育ちのよさや謙虚さ。コーチをされている父上やお母様の教育法をぜひ知りたいものです。
宝塚チボリの打ちっぱなしでお父さんと練習しているところに偶然居合せ、幸運にもサインをもらえた方のお話。前日から、遼くんとお父さんは有馬の旅館にご宿泊であったというお話などたくさんお聞きしましたが、割愛させていただきます。
遼くんには、いまのままの遼くんで、どんどん記録を塗り替えていって欲しいものです。
奇跡のイーグルのプレイシーン、以下のＵＲＬをクリック
■石川遼が全英オープンを自力で手繰り寄せたチップインイーグル
■石川遼のスイング比較 昨年と今年
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