1週間ほど前、床を拳で叩いてしまい、左手薬指が腫れてきました。
右側面がボッコリと腫れて、曲げれません。無理に曲げると痛い。仕事に支障もありますし、日常生活もたいへんだし・・。
困ったことになった。
私事ですが、数日後に、合気道の審査があるというタイミングでです。
内田樹先生の凱風館に入門させていただいてから苦節五年。私よりもはるかに後に入門された方々が、2年ほどで昇段していかれるのを遠い目をして眺めておりました。
加齢とともに、身体は衰え、動きも鈍くなる。記憶力も、以前のようにすぐに覚えられません。生まれもって、頭が固く、理解するのに時間がかかるタイプであることは間違いない。それでも続けられたのは、合気道が恐ろしく複雑で、奥深く、心身の鍛錬が可能な武道であるからに他なりません。とりわけ呼吸法の凄さは以前にも書かせていただきましたが、呼吸での代謝の効能は計り知れません。そして、「気」というものの存在。
http://blog.goo.ne.jp/antenne_navi/e/6f245a0dbf612acc6d17b07538e2cd7b
無理をいって、朝稽古でご一緒させていただいています、S本さん、D松さん、H川さん、I田さんが練習にお付き合いしていただき、自主稽古をお願いしました。難しい、習ったことのない技がたくさんあります。丁寧にご指導くださり、感謝の言葉もみつからぬほど。
この度、審査に呼んでいただき昇段の審査を、今朝4時起きして、受けてさせていただきました。
審査の受けをとる方が数人必要なのですが、サロンのお客さまで合気道をお話をして入門されたS藤さんが応援に駆けつけてくださいました。ほんとうにビックリです。後から聞けば、S藤さん自ら志願してくださったとお聞きして、さらに感謝感激。S藤さま、本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。
へろへろでしたが、なんとか初段に。これもひとえに、内田樹師範をはじめ、同門の合気会の方々の温かいご指導、ご厚情のおかげです。感謝のひと言です。
こんなに温かく、優しく、互いを尊重し、助け合えるコミュニティはそうはないと思います。
合気道に出会えて本当によかったとあらためて思います。
そして、素晴らしい同門の方々と出会えたことに感謝するのです。
いつもお読みいただき感謝しています。