目覚めて、雨のしのつく、暗い夜道を宝塚へ。
5時ころに着くと、すでにこんな感じ。
闘いのゴングはすでに鳴っておりました。。予定表を見ますと、無理なく流れる感じでした。うまくスケジューリングしてくれているみたい。毎年のことなので、ベテランに任せて大丈夫になったことに感謝。はじめはゆっくり始まりましたが、すぐにこんな感じ。
今年は、フロントに大輪の花や大振りのリボンを付けるのが流行りみたい。羽をフワフワは少なくなりましたね。前からの写真に、強烈なアドヴァンテージが生まれるからでしょう。でも、サロンではたくさん飾りをつけてハデにしたりせずに、「品を大切に!」と指導しています。
つねに時間との勝負なんですね。宝塚は、式が9時からと早いので、スタッフはみんな、必死の形相。やはり、練習のときの7割が出せたら良い方なのはどんな事柄でも同じかと。技術力は、まず、そのスピードに表れますから。日ごろの鍛錬が足りている子だけが、余裕で楽しみながら仕事ができるわけです。
スッピンの顔がみるみるメイクを施され、ヘアが結いあげられ、着物に替わることで、成人の女性に変身する様は、横で見ていると不思議な感覚を覚えます。帯結びも、すごく練習していました。
それでも、様々なシーンで、アラがみえて、ハラハラドキドキしながら見守るのみ。自分でやった方が精神衛生上、よほどいいのになんて、贅沢ですね。
さすがは、植え木の街、山本。この生花↑を、お嬢さんのためにお母さんが作って持ってこられました!たくさん、余ってます。母の愛、すごいな。
それでも、スタッフのひとり、ひとりに目をやると、去年は助手だった子が、アップしていたり、メイクしていたり。人の成長の不思議に、うれしくなりましたよ。
冷たい雨の中、ご父兄も待たれていたり、迎えに来られたり。送り出す際には、傘をさして、車までご誘導。歩き方や、車の乗り降りをレクチャーしながら。
雨の成人式は、そのあたりが、たいへん。数年前、雪が積もった成人式があって、その時もたいへんでしたが・・思いだしますね。
白々、夜が明けて朝に。
みんな、ほんとうにおつかれさま。すごくうまく、上品に仕上がっていましたよ。
みんな、すごいよ。ほんとうに、ありがとう!!