iPad miniの目覚まし音で目覚める。
快晴。23階なので、窓から入る陽の光だけがそう告げている。
タイム イズ マニー。表に飛び出した。
↑左手のお店。そう。日本発祥、おなじみのBOOKOFFです。
近くのカフェで、ハムとチーズを挟んだフランスパンとカットしたフルーツを購入。ホテルで無料のコーヒーをいただき、部屋にて。気持ちが落ち着いて、頭がようやく回りだした。
それまで分刻みの感じでしたが、三日目は自由時間。昼12時から市内観光というということで、のんびりするはずであったのです。が、同行の派遣会社社長のMさんから電話で、1時間早く出ようということに。NY在住のお友達が案内して下さるそうで、ホテル前でタクシーをげと。行き先を告げる。
「アイ ウォンチューゴウ ツゥ ダ ホイットニーミュージアム!」Mさんが何度もドライバーに訴えるも、通じない。地図を見せても分からないという。困っていると、ホテルからベルボーイが駆けつけてくれて通訳してくれた。
ドライバーは、「オー、ウィニーミュージアム。オッケイ!」という顛末。
我々、日本人は歌手のホイットニー・ヒューストンとかで覚えていて、ホイットニーと発音すると信じ込んでいるが、最初のWHは発音がほとんどなされないようだ。日本の英語教育の貧しさを、実際にNYで思い知らされるとは・・。
ウィニーミュージアムに着くと、Mさんの現地在住のお友達、Sさんと合流。
Sさんは、その前日、ご主人とMさんと3人で、とあるレストランに行き、$3400のディナーを食べたそうだ。ご主人は、韓国人の実業家だそうです。高いワインを2本空けてそのプライスに。それにしてもね・・と思っていたが、次の日にこれが・・。
新進気鋭の芸術家の作品を集めたミュージアム。7階から始めて、階下へ。
屋上のスペースはカフェになっており、チェルシーの街並、そして、ハドソンリバーの端には、自由の女神やエンパイアステートビルも見える絶好のロケーション。
展示されている作品群は、ちょっと首を傾げたくなるものも多数。こんな感じ。
後ろ姿がステキなので、作品自体より彼女が撮りたかった。モデルのようなスタイルで、お顔も個性的でスタイリッシュでした。
これは偽物。リアルだ。いまにもおばさまがページをめくり、手前のワンコがむっくりと・・。
もちろん、名作もございます。
100号くらいの大きな作品。バスキアです。
そのあと、元々は貨物を運ぶ線路であったという歩道を進み、
チェルシーのショッピングモールへ。すごい人。
かなり広い。そのなかの市場のようなお店に入ってみる。
魚がディスプレイされ、刺身がパックで売られ、立ち食いのスペースで外国人の方々が、ワサビに醤油でパクパク。
これがリアルなアメリカの食文化。日本の刺身や寿司は、完璧にメジャーになっている。すごいことだと改めて。
この後、Sさんが携帯電話で連絡すると、待つこと数分、黒塗りのレクサスが迎えに現れた。イエローキャブより、日本でいう白タクのようなシステムで、タクシーを呼べるという。名前は「ウーバー」。会員制システム。セキュリティ重視のアメリカンな仕組みに、ひとりごちていたのでした。
この後、ホテルへ戻り休んでから、Oさんと私は徒歩で、前日訪れた「カツ濱」へ。
私はカツカレー、Oさんはヒレカツの定食を食べて仕事の話し。NYまできて仕事の話しかと思われた方もおられるでしょう。まさしく仕事なのです。
てな感じで、3日目が終了。4日目がすごかった・・人生始めての経験をさせていただきました。
この模様は後日。
いつもお読みいただき、感謝しております。