「僕はビートルズ」という漫画をご存じであろうか。
高校生の時代からのバンド仲間、友人のH川くんは、いろいろジャンクな話題を教えてくださる。先日の「JIN」のDVDを貸してくれたのも彼。終わってしまい、いまだステージ2は未鑑賞ですが、あれには、完全にはまった。
そんな彼が開口一番「伊藤銀次さん、お薦めの漫画読んだ?」と聞いてきた。もちろん、知るはずもなく、読ませていただいたのが「僕がビートルズ」。5巻まで、2時間ほどでノンストップ、一気読み!
先述のJINによく似た設定で、現代でビートルズの完全コピーバンドをやっていたグループ「ファブ・フォー」の4人が、ビートルズがこの世にデビューする1年前の1961年にタイムスリップするという奇想天外なストーリー。モーニングという漫画雑誌の新人賞を獲得し、かわぐちかいじが作画。原作は、藤井哲夫さんという新人。どんなお方であろう。
ストーリーについては、述べませんが、かなりのビートルズフリークでないと書けないし、理解できない内容。そして、これを読んではまる世代は、まさに40〜60歳代のビートルズ世代にちがいない。ああ、やはり音楽は刷り込みなのだ。
ビートルズに代わり、そのビートルズナンバーを完全に演奏できる4人の日本人の若者がこの世界に降り立つ。世界の音楽シーンを塗り替えた伝説の巨人、あの4人が、この世界から・・。
http://www.youtube.com/watch?v=QoF-7VMMihA&NR=1
↑これ、やらせでもなんでもありません。そまつなPAで会場は興奮のるつぼ。
http://www.youtube.com/watch?v=U6tV11acSRk&feature=related
↑彼らのいくところは、光り輝き、オーラに満ち溢れていたんですね。
いまだ連載中で、どういうふうに完結するのか、たいへん興味があります。みなさんも機会があれば、読んでみてください。ビートルズの音楽を知っているあなたなら、間違いなくおもしろいです。ぜひ。
なお、誤解のないように書き添えますが、H川さんは、たいへんまじめなお寺の住職さんで、神聖な聖職者であらせられます(笑)。
■『僕はビートルズ』(ぼくはビートルズ)は、原作:藤井哲夫、作画:かわぐちかいじによる日本の漫画作品。講談社の『モーニング』にて2010年15号から連載中。
講談社モーニング編集部主催の漫画新人賞「MANGA OPEN」で第25回MANGA OPEN大賞を原作として初めて受賞した作品[1]。審査員であるかわぐちかいじは「俺が描きたいくらいだ」とコメントしており、実際にかわぐちが作画を担当することになった。
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