6月17日より3日間、お休みをいただき台湾へ研修旅行に行かせていただきました。
今回、早朝にての集合時間に1名、遅れてきましたが、無事に関空をチャイナエアーで飛び立ちました。
ご存知のように、台湾は石垣島や西表島から見えるほどの隣国ですので飛行時間は3時間ほど。映画を1本観れるかどうかという距離です。
私は、クリントイーストウッド監督主演の「運び屋」の最後のシーンを観ることができませんでした。
空港からガイドのサイさんと合流。バスで市内に向います。
空港からタイペイ市内へは、バスで50分ほど。最初に向ったのは、中正記念堂。
広大な敷地に、中華民国初代総統の蒋介石を顕彰して、白亜の建物が建てられました。八角形の屋根が、「忠・孝・仁・愛・信・義・和・平」を表現。
蒋介石の巨大な象の前には、選ばれた優秀な兵士が銃を抱えて警備に当たっています。汗の出る蒸し暑い気候の中、制服を着ている兵士の勇姿。一糸乱れぬ行進の姿に、感動。徴兵制がある台湾の奥に事情を垣間みれました。
徴兵制のある国で生まれたならば・・。宿命や運命のありがたさ、不思議さ、残酷さを感じずにはおれません。
バスで移動して、龍山寺へ。台湾で最も古く1740年に建立されたそうです。無事の航海や受験の神様・文昌帝君などの神様が祭られ、たくさんの信者の方のお経や線香の香りが漂うパワースポットでした。
旅の醍醐味は、その土地の生活を知ること。どんな食材が市場に並んでいるのか。どのような生活習慣があるのか。
日本の九州くらいの国土。共働きが普通で、女性は料理をほとんど作らない。市場で総菜を買ってきて、食卓に並べるだけ。女性の発言権が強い国なのだと認識を新たにしました。
その後、ホテルにチョックイン。6年前にも訪れたホテルです。レストランの天井が吹き抜けとなっていて開放感があります。
夕刻、バスで市内のレストランへ。
乾杯の後、前菜で、ボラのカラスミの前菜。イカとセロリの炒め物、豚の角煮で始まり、イカ団子、牛肉の旨煮、酢豚、海老の姿炒め、空芯菜の炒め物などなど怒濤のごとくに。
〆のデザートのきな粉団子とスイカまで、パワーの有り余っている若者たちはきれいに平らげてくれました。
この後、若者たちは夜市に向いました。夜になりますとタイペイの街は、とても賑やかになります。夜市が始ると、街のいたるところに灯りが灯り、屋台が賑わいをみせるのです。
二日目以降は、空港に向う時間まで自由行動。
それぞれに、計画をてて、九扮への観光や故宮にと動いていきます。
異国の文化に触れ、リフレッシュして欲しい。
経験と感受性を高めて、人として、スタイリストとして成長の一助になることを願って旅を終えました。
お休みをいただき、ありがとうございました。