バルセロナ弾丸ツァー3

ガウディ・サグラダファミリア衝撃覚めやらぬまま、夕刻に向けての計画を考える。

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長旅の疲れがとれないままで、疲労のサインが出始めている。特に脚に詰まりを感じたので、宿泊している「ホテル カタルーニャ」の関連ホテルのエステで足つぼのマッサージを受けた。かなりいい。足の先にたまったものがほぐれていくのを感じる。

その後、しばし休息を取ってから夕食を兼ねて夜の街に出た。

つい先ほどまで太陽が顔を出していたのに、雨がぱらつき始める。小雨のなかを水先案内人の松田さんについて夜の街を歩く。様々な店が軒を連ね、ひとつひとつに独特の個性がある。スペインらしいシックさと言えばわかっていただけるだろうか。

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そんなお店のひとつ、寿司屋「Yamane」へ。松田さん、ご推薦のお店である。

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寿司屋と書かせていただいたが、基本はテイクアウトのお寿司屋さんで、座れる席は、ほんの数席。私たちがいる間に結構な数のスペイン人が鮨を買いに来られていた。世界的に寿司は、我々が思うよりメジャーな食べ物なのだとあらためて。

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店内のショウウインドウには所狭しと日本のジャンクな食材(カップラーメン、大福餅、キットカットなど日本のお菓子、サキイカや柿の種など)のご紹介がされている。もちろん販売もされているようです。面白いディスプレイ。

この後、怒涛のトロ攻撃が始まる。お任せで頼むと、まずはお刺身が。スズキ、サーモン、中トロ、大トロが超厚切でどどんと出てきた。

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次に握ってもらうと、トロ、大トロ、サーモン、鰻と、こんな感じで脂ギッシュなネタが続く。お茶で口を清めつついただいた。

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地中海沿岸では、マグロの赤身を珍重するようで、トロは廃棄されるというのはあながち間違いではないようだ。

あと、魚の〆方に問題ありなのかな。身にコリコリした締まりがない。それでも、普段はなかなか口に入らないインドマグロの大トロ。ありがたいことです。

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ご主人のM谷さんは、優しいまなざしの男性。ご実家が鳥取県で美容院をされているとのこと。シャンプーの話で盛り上がる。彼は他にも会社をされているそうで、そこでは「大福餅」を製造販売する和菓子屋を。

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そこからスペイン人の気質や、現地の生活の裏話をたくさん伺った。途中から鮨を買いに来られたスペイン人の方々の行列ができたため、お暇。

そのため、わざわざM谷さんが出てこられ、次の日もカフェやバールで続きのお話をさせていただきました。

この模様は後日。

小雨も上がり、濡れた石畳みの裏通りを歩く。足音が消されて、我々の息使いだけが耳に届く。カタルーニャ音楽堂の近くで、シックな街並みが低いトーンで語りかけてくる。

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通りでタクシーを拾いホテルへ。

1日目はこんな感じで過ぎた。

2日目は、蚤の市、カタリューニャ音楽堂を中心に周辺にあるガウディ建築を見て回る。
この模様は明日。