東京密談紀行 2

好事魔多し。

半蔵門で目覚めるなり。

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皇居を望むホテルの8階からの朝日。この右手のほうを仰ぎ見れば、富士山も見えるらしい。早朝から風呂にお湯を張って、ゆっくり浸かる。このあたりがホテルライフの楽しみ。このあと朝食といきたいとろだが、この日、8時に東京駅で待ち合わせ。

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時間配分がわからず、ゆっくり湯船に浸かっていたら時間が迫っていた。急いでチェックアウトして、走って駅まで。東京メトロで大手町へ。

さて、そこからがわかない。駅員の方に聞くと千代田線で一駅で東京駅だけれど、そこからも徒歩で少しあるので、大手町から歩いた方が早いとおっしゃる。それではと、地下道をひたすら指示された方向へ。

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ところがご経験のある方はわかられると思いますが、東京の地下街は迷路に近い。迷い迷って、ようやく八重洲口の東京ステーションホテルの喫茶室へ。

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待ち合わせたお相手は、先日、NYでお世話になったH川さん。ふたりでカフェオレを飲みながら作戦会議。そこから大丸の英国屋へ。この日のメインゲスト、Wさんと対面した。事前にネットで調べて、見ていた写真と実物はかなり印象が違う。

そこから自己紹介から始まり、小一時間ほどお話をさせていただきました。結果だけお伝えしますと、あまり良い感じでなく終了。さて、これからどうしたものやら・・。

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ちょうど昼時でしたので、H川さんとランチへ。

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「特別食堂へ行こう」との一声で高島屋へ向かう。8階の特別食堂は、独特の雰囲気だ。フレンチレストランのようでありながら、昔ながらの日本の百貨店の食堂の面影がある。

http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/restaurant/index01.html

食堂内に、フレンチは「帝国ホテル」、日本料理は大和屋 「三玄」、うなぎは五代目 「野田岩」が入っています。うなぎが食べたい気分で、野田岩へ。

うな重の松竹梅の真ん中、葵を注文。待つこと15分。出てきたのがこれ。

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蒸してから焼き上げた鰻は天然もの。さすがにふっくら、上品なお味。肝吸いもクリアで薄味。一般的に東京の味が濃いというけれど、全体に薄味で美味しくいただきました。

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そこでは、先ほどの密談の守備について話をしましたが、先の目処が見えず。
中身は語れませんが、いつかことの詳細を書かせていただくこともあろうかと。

会計を済ますと、特別催し会場で「興福寺中金堂再建・法相柱柱絵完成記念 興福寺の寺宝と畠中光敦享展」の鑑賞券をくださった。せっかくなので鑑賞。これがなかなかすごい内容。金の襖に描かれた祖師画が素晴らしいものでした。

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この後、日本橋から歩いて八重洲口へ。途中、安売りチケットのお店で新幹線の切符を買って、すぐののぞみに飛び乗りました。

慌ただしく駆け抜けた一泊二日。
東京は、ただただ広く、人だらけです。
商談は不発に終わりましたが、前向きに、次の策を練っていきます。

いつも、お読みいただき感謝しております。