ほんとうの修行は

目覚めると、朝日がすでに顔を出して明るくなっている。
これから皐月に向け、ますます昼間が長くなるのでしょう。



御影住吉、朝稽古。

初めて袴を履かせていただきました。武道としての作法や規範があり、履き方、仕舞い、たたみ方が存在します。背中側に腰板が付いていて、紐が4本ありで、折り目正しく履くのは簡単ではありません。いく通りかの結び方があるそうで、助教の湯浅さんにご教授願いましたが、1度で覚えるのは難しい内容でした。回数を重ねて練習しようと思います。

思い起こせば、間に右膝半月板の手術を挟んで5年数ヶ月。後から入門された方が、2〜3年で昇段されるのですが、人と比較することなく一歩一歩、確実にいこうと心に決めていました。が、内心、焦りも出始めていました。

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自主稽古で同門の方々に助けていただきましたし、左薬指を怪我して、三宅先生に治療をお願いしながらの昇段審査でした。みなさま、本当にありがとうございました。

内田師範から黒帯を拝受させていただき、記念撮影。ようやく実感が湧いてきたところです。

凱風館助教で、ご自身の道場・清道館の師範でもおありになる井上さまからいただきました、「ほんとうの修行が始まるのは初段からです」とのお言葉を噛み締めて、さらに精進を重ねたいと思います。

いつもお立ち寄りいただき、感謝しています。