かけがえのない時間

 

目覚めると、すでにやや明るい。

心も身体も、なぜか軽くなっている気がします。

朝稽古へ、神戸・住吉御影を目指す。

内田師範、ご不在でI田さまの代稽古。

丁寧に、基本中の基本の見直しをしてくださる。分かっているつもりのことが、いかにたくさんあるかを思い知る。上級者の方には、逆にしんどいことだろうと。I田さま、本当にありがとうございました。

突然ですが、あなたは、ご自身の寿命をどれくらいと考えておられますか?

日本の女性の平均は80歳を優に超え、男性もほぼ80歳に到達しそうな勢い。

できれば、紙と鉛筆をご用意ください。

まずは、貴方の年齢に365をかけましょう。
        
         365

   X  あなたの年齢
  ___________
 

   =  
        

でてきた数を、27、375(平均寿命の日数)から引き算してみてください。

      27、375

   ―  あなたの日数 
  ___________
   
   =

ちょっと驚かれませんでしたか?

私は、正直、愕然としました。

書きとめておきましょう。
わたしにのこされた時間は、おそらく_____日であると。

若い日には、まだまだ先があると気楽に構えています。
35歳くらいになると、ひとつの物差しができる。

それまで生きてきた時間と、同じくらいの時間が、この先にあるだけだということに気付く物差し。

毎日を、人生最後の日だと思って生きろと言っているのではありません・・・実際に、いつかはその日がくるのですから。

がっかりされないでください。最後にこの言葉を。

 

今のあなたが、残りの人生でいちばん若い。