またまた、大阪・本町にて行政書士のK浦さんと打ち合わせ。
書類の作成の合間、「お茶と甘いものが欲しいね」と、ひとことつぶやく。
すぐさま、K浦氏の豊富な情報から、最近、滋賀県守山より進出され話題になっているパティシエのお店があると…。
ふたりで御堂筋をトコトコと渡り、四ツ橋方面に。
おお、ステキな外観。
辺りのお店の中で、一段と光り輝く「ドゥブルボレロ」のシックな店構え。
K浦さんのお話では、女性の間で話題のスウィーツ店だと。
商品の並ぶショーケースのなかを覗きますと、見た目にもカラフルでゴージャスなスウィーツの殿堂という感じ。
フランス伝統のお菓子作りをベースに、現代の感覚をうまく取り入れての、柔らかな発想や思考を感じます。洋梨ポワールのコンポートが一際、目を引き、フレッシュなフルーツを使ったものも多い。ショコラやクリームチーズ系の本格的なたたずまいのものなど、カラフルなのに重厚。
しかし・・・
以前、友人のフレンチのシェフに聞いた話ですが、いまのフレンチはどこまでも軽くないと、通ってもらえない。メインのコースが終わった後でも、さらにスウィーツが食べたくなるくらいの軽さ。とくに和食を熟知している日本人が相手ではと・・。
それは、パティシェの世界も同様かと。ひとつ食べても、珈琲といっしょにもうひとつ、ふたつ口に運びたくなる軽さが必須。
その点、先日、ご紹介しました苦楽園サニーガーデンの「シルヴェルニー」さんも、この「ドゥブルボレロ」さんも、そのあたりをしっかり押さえておられます。
かわいい人形をお母さんにおねだりする小学生の女の子のごとく、目移りして、右往左往。チョイスに時間がかかる、かかる。
私は、K浦さん、お薦めのチーズタルトの「アイアシュッケ」、K浦さんは新作の丸いケーキをオーダー。
書くまでもなく、上質な素材をふんだんに使い、口当たりはあくまでまろやか。
奥には、作業工程が見えるイートイン・スペースもあり、これからのX’Masシーズン、お仕事帰りにフラリと立ち寄られてはいかがでしょう。
地下鉄四ツ橋駅近く、うつぼ公園も近いです。
ぜひ。
◆「ドゥブルボレロ」