「藁の楯」鑑賞

ご招待券を、TV局の方にいただき、西宮ガーデンズ・東宝シネマに、「藁の楯」を観に行ってまいりました。

 

 

 

CMや前評判、そして試写会でご覧になったH田さまより、「かなり面白い」と、うかがっていましたので、ワクワク。平日、月曜日の昼間で、ガラガラかと思いきや、30人以上の入りでした。主題歌は、氷室京介が担当。やはり話題作だなと。

 

 

 

 

http://youtu.be/9detNynQKFc

 

 

原作からしますと、正義感と倫理観の狭間で、揺れ動く登場人物の心理状態。まわりの誰もが信じられない疑心暗鬼の迷路に入りこみ、自分自身さえも疑い出す極限状態が見せ場ですし、人が人を捌くことの意味を考えさせられる問題作だと。

 

 

 

原作が素晴らしいだけに、突っ込みどころは結構あるんですが、最後までドキドキできる作品。自分自身が被害者、あるいは愛する人が犠牲者であったなら、いかに思い、行動するかは、本当の意味ではわからない。

 

実際に、事件自体や、ストーリーとしても、十分に起こり得る状況だと思いますし、現在の司法制度の中の矛盾や、自分自身がこの状況下に置かれたら・・と考えさせられます。

 

むずかしいことは抜きにして、映画として、キャスティングや脚本に疑問は残りますが、原作を知らない方には、十二分に楽しめる作品だと思います。

 

それにしても、山崎努さんは、はまり役ですし、大沢たかおさんは、本当に善人役の俳優さんだなと。松嶋菜々子さんは、ほとんどスッピンで。俳優陣、脇役の方々のがんばりも、心に残るものがありました。

 

物語の設定が素晴らしいですし、ハリウッド映画で、リメイクされれば、よりすごいことになる気がしますね。

 

 

 

 

 

◆「藁の楯」 あらすじ

 

木内一裕の同名小説を「十三人の刺客」「悪の教典」の三池崇史監督、「ストロベリーナイト」の大沢たかお主演で映画化したエンタテインメント・サスペンス・アクション大作。孫娘を殺された富豪によってその首に10億円の懸賞金がかけられた凶悪犯を福岡から東京へと護送することになった5人のSPと刑事たちが、全国民を敵に回して繰り広げる孤独な戦いと葛藤の行方をスリリングに描き出す。共演は松嶋菜々子、岸谷五朗、藤原竜也、山崎努。
 日本の財界を牛耳る大物・蜷川隆興の孫娘が惨殺された。容疑者は8年前にも少女を殺害し、釈放されたばかりの清丸国秀。警察の懸命の捜査が続く中、全国紙に“清丸を殺害すれば10億円を支払う”との蜷川による全面広告が掲載される。日本中がにわかに色めき立ち、観念した清丸は潜伏先から福岡県警に自首することに。さっそく清丸を警視庁に移送するため、SPの銘苅一基をリーダーとする5人の精鋭が集められる。タイムリミットは送検までの48時間。だがその行く手には、ありとあらゆる所に潜み、“クズ”を仕留めて10億円をいただこうと殺気立つ日本全国民が待ち構えていた。

 

 

 

 

 

 

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