つまり、現代人は鼻呼吸をする習慣がなくなり、常に浅い口呼吸の状態になっているのです。思い切り息を吸い込んで、倍の速度でゆっくりと吐き伸ばす。ヨガでも、「プラーナヤーマ」と呼ばれる呼吸法がありますが、片方の鼻から吸い込み、片方の鼻から、倍の時間で吐き出す。思考をゆったりと無に近づけ、リラックスする。
それでは、浅い口呼吸により、どのような悪影響があるのかを、お伝えしたいと思います。
私たちが生活している空気中には、無数のウイルスや細菌、ゴミやホコリが漂っています。鼻はそれらの異物が体内に入るのを防ぐ防御網になっています。そして、鼻の中には鼻毛があり、それが異物侵入に対するフィルターになっていますよね。鼻腔には粘膜が流れていて、それで異物をくっつけ、鼻水として体外に排出するのです。しかし、口にはそのような機能はありません。黴菌やホコリでも何でも取りこんでしまうので、病気の原因となってしまうのです。(淡などは、菌の死骸ですから、飲み込んではなりません)
また、口呼吸だと老化するというのは、顔の筋肉が衰えていくからです。口呼吸だと常に口が半開きになっていますが、それは呼吸動作の筋肉が働いていない状態なので、表情筋が十分に使われていない状態なのです。
・前歯が出ている
・受け口になっている
・歯並びが悪い
・顔のバランスが左右均等ではない
・鼻が曲がっていて、左右の小鼻の大きさが違う
・下あごの部分に梅干し状のしわがある
・口角が下がって口がへの字になっている
・唇が荒れていて、たらこ唇になっている
これらに1つでも当てはまる人は、表情筋が衰えているので、注意なさって下さい。ちなみに私は3つも当てはまっていました。
このように口呼吸が習慣づいていると、良いことは何ひとつありません。しかし、意識して鼻呼吸をするようにすれば、顔の筋肉が鍛えられ上記の症状が出ていても、それを改善することが出来るそうです。
合気道をした後は、身体がほんとうに清々しい。
鼻呼吸からはじめて、呼吸を改善していきましょう。
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