リターン・トゥ・フォーレバー

南口のサロンなら、1分で歩いてこれる距離にお住まい(イカリスーパーのそば)のN田さんが、わざわざ三田のサロンにカットに来てくださった。

 

世間話のついでに昼飯でもということになり、遠い距離、時間、貴重なガソリンの消費をいとわず来られたことへの感謝の意味をこめて、三田のお蕎麦屋「臼」にご招待する。何度かご紹介しているお店だが、9月の後半から入院されて、女将さんが膝の手術をするそうで10月くらいまで休業するらしい。

今日は、まだ営業されており美味しいお蕎麦をツルツルといただく。10割蕎麦なのに硬くなく、よく打てている。いつもながら、うまい。女将さん、手術のご成功をお祈りします。

戻ると、サロンがテンテコ舞い。

 

連休初日で、お出かけの方も多いのだろう。
満員御礼である。ありがたい。

ブログを書かねばとPCに向かうと、フランスからようやく戻られた内田先生のブログが再開しているではないか!

 

面白すぎて、読み出すととまらない。さすが、師匠(リンクよりどうぞ)。あいだでお客様がお見えになり、泣く泣く「強制終了モード」で席を立つ。

と、小学校、中学校の同級生のK坂くんがカットにきてくれているではないか。
神戸のベイシェラトンで企画の仕事をしている彼が、「ハチミツとクローバー」や「ノダメ」のでていた向井 理くんのトークショーのパンフレットをもってきて告知してほしいと。

「いーいよっ!」とフランチェン風に元気に返事を返したが、向井 理くんについてはあまり知らない。ファンの方、ごめんなさい。若者にはかなり人気のある方らしい。成功を祈る。

なんか去年も同じようなことを書いていたな。
すでに、10月も見えてきた。すぐに年末が来そうな勢いだ。昨日、2名、来年採用の合格を出した。I原さん、N波さん、おめでとうございます。来春から、ともに働くことになる。よろしくおねがいします。

来年はどんなスタッフがスタイリストになり、どんなサロンになっているであろう。

 

未来は確実に、現実になる。

フォースは常に我々とともにある!

 

リターン・トゥ・フォーエヴァー

(Return To Forever)は、1970年代に活躍したアメリカ合衆国のフュージョン・バンド。チック・コリア(キーボード)とスタンリー・クラーク(ベース)を中心に結成された。
一曲目の「Return to Forever」からラストの「Sometime Ago / La Fiesta」まで本当に心地よい風が吹いている。チックコリアのピアノがどうとか、ジョー・ファレルのフルートがどうとか、スタンリー・クラークのベースがとか、アイラート・モレイラのドラムに何とかとか、細かく解説を加えてもあまり意味がないように感じるのでここでは書かない。この作品は音楽が演奏者を離れて独立して存在している。誰がどう演奏しているということではなく、そこにいい音楽がある、ただそれだけなのだ。おそらく、この作品は今聴いても全く古さなど感じさせないだろう。時代に関係ない普遍的な価値があるのだ。さらに付け加えるならば、近頃テクノ・ミュージックの延長線上にフューチャー・ジャズと呼ばれる音楽の動きが現れている。コンピュータ&サンプラーによるテクノロジーを利用しながら、未来のジャズを描こうとしている。そのフューチャー・ジャズで生み出されているグルーヴ感はもうこの「Return to forever」という作品の中に溢れている。サウンドの作り方こそ違うものの、最終的に表現されるサウンド・イメージの共通点は多い。つまり、30年も前にすでに未来のジャズが作られていたのだ。未来は過去に存在していたのである。