貴重なチョコの味

三田のサロンのバックルームに銀紙に包まれた小さいチョコがおいてあった。

この歳になると、義理は別として個人的にバレンタインに、チョコをいただくなどということも久しくなくなった。さびしいかぎりである。(笑い)

三田店の中島君などは、お客様よりチョコをいただいていた。人気があるね、ジマは。南口の瀬戸口君もよくもてる。よく頂き物をしている。感謝の気持ちを大切にね。
若いということは素晴らしい。

スタッフに南口、三田、山本の各店で手作りのチョコやチョコケーキなどを、思いがけずお客様よりいただいたと聞いています。
この場をお借りし、スタッフを代表しましてお礼を申し上げたい。

「ほんとうに、ありがとうございました!」
感謝の気持ちでいっぱいです。

うちのサロンでは原則として、スタッフ間のチョコは禁止としているんです。
たとえ義理チョコであっても、女の子が多い職場ですから、お返しも含めたいへんなことになるわけです。昔、さまざまな事件が勃発しました。長くなるので、またの機会にしますが。(笑い)

しかし、今回ひとりの子がみんなのためにチョコをつくってきていた。

このときは三田店での勤務であった松尾さんである。

彼女は、佐賀県からうちのサロンにはるばる就職してきてくれている。
ご存知の方も多いと思いますが、すごく、すごーく心のあたたかい子である。懐というか、器がでかい。
彼女のまわり3mは、雪も溶ける。(笑い)

他にも、ありがたいことに優しい子が、うちのサロンにはたくさんいますが、飛びぬけて日ごろより周りに対して気遣い、純粋に自分より人の心配のできる子です。
これはどのスタッフに聞いていただいても同じ答えが返ってくると思います。

その彼女が、お祝い事が続くし、旅行もあるというのに。
1人暮らしで、仕送りもなく、少ない給料のなかよりスタッフために作ってきた2cmくらいの正方形のチョコの味といったら。

その甘くて、ほろ苦い味は、言葉になりません。

みんなが、その温もりで癒されている。
オマツ、本当にいつもありがとう!(泣き)