オーストラリア 〜ケアンズ〜

今年も夏季休暇いただきずっと行きたいと思っていた、オーストラリアへ。
シドニーに住んでいる友達とケアンズ集合ということでプチ1人旅。
飛行機のみ…

まず一日目は、今は、ケアンズでしか抱っこできない
 コアラ を、抱っこしにGO−。
(来年にはケアンズも抱っこできなくなります…)
はじめてみましたが、かわいい。しかし、実際コアラは、減りつつあります。

その理由が、
ユーカリしか食べません。800種類あるうち食べるのは300種類。1匹がたべるのは、
4〜10種類のみです。木か無くなると大変ですね。
ユーカリには多くの水分とアルコールが含まれています。
アルコールかきいて常に眠っています。

無理やり起こして抱っこするのでストレスがたまるそうです。
これにより抱っこが禁じられました。ストレスで病気になるそうです。

あと、オーストラリアは、山火事が非常に多いのです。
それは、ユーカリの木に関係があり、風で葉と葉が擦れ合いアルコール
に火がつき燃え上がり、逃げ足の遅いコアラたちが…悲しすぎます。

2日目は、グレートバリアリーフ。
さすが世界遺産に登録されただけありました。

そして一番感動したのが、天空の城ラピュタのモデルとされている(うわさ)
パロネラパークです。お城といえば、王様や殿様が住んでたのかと、思ってましたが
100年前あるスペイン人が、夜寝る前におばあさんからお城の話をよく聞いていたそうです。

名前はホゼ・パロネラ

いつか絶対自分のお城を建てようと、周囲からバカにされてもその夢だけを追いかけていました。
26歳になったホゼはスペインではその夢をかなえられないと思い、オーストラリアに来ました。

森を探索していると小さな滝に出会います。それがこれです。

ここに城を建てようと決め、16年間サトウキビ畑で働きお金を稼ぎ、
ホゼ42歳、6年かけてお城を図面もなくずっと夢に描いた想像だけで創りました。

戦後皆が楽しめ憩いの場になればと、ダンスステージ、テニスコートつり橋
そしてお城。当時は華やかにいつももりあがっていたそうです。

ある日大洪水が、パロネラパークを、襲います。
ホゼはただただ、それを無言の涙をかみ締めて見ていたそうです。

しかしホゼは、諦めず修復しようと試みダンスステージを元に。
その時ホゼの体には末期の胃がんが…
完全に修復できないまま60歳の若さで亡くなりました。

その後大火災に見舞われ石の形が残されています。

何十年も、誰も訪れなくなったその場にある夫婦が訪れ、
木や葉で見舞われてましたが、1993年再開しようと今があるのです。
ホゼの夢は、今も語り告がれています。

今は、文化遺産そして、世界でもっとも行くべき場所?1だそうです。

宮崎 駿もここパロネラパークで何かを感じたのでしょう。

是非いってみてください。 西村