料理の美味しさの決め手は、旨みの出汁と脂の旨味。でも、出汁ってそれだけではないのです。
このところ、スタッフとしゃぶしゃぶの会をさせていただく機会が多くありました。
その際、出汁をとるため利尻昆布を入れて煮立てて、引き上げた昆布は、サイの目に切って麺汁に砂糖や酒や山椒を足し、煮詰めて佃煮にしています。・・と、ここまでは以前のブログにて。
前置きが長くなりましたが、話しはここから。
昆布というのはたいへん滋養が高いのです。
昆布が健康に良い10の理由
■水溶性食物繊維が有害物質を絡め取り体外へデトックス効果がある。
■食物繊維が腸内環境を整え、便秘知らず。
■ビタミン、ミネラルが多く、肌荒れ、イライラを予防。
■必須脂肪酸が脳を活性化、認知症予防に。
■膵臓に働きかけ、インスリンを出す成分が含まれており、糖尿病に効果あり。
■褐色の色素・フコキサンチンが脂肪を燃焼させ、若々しく錆びない身体を作ります。
■アミノ酸の旨味成分が塩分の代役となり、美味しく減塩出来ます。
■高血圧を予防し、脳梗塞や心筋梗塞などの成人病予防。
■旨味が心身にリラクゼーションをもたらします。
ざっと挙げただけで、これだけのメリットがある昆布ですが、要約して健康に良く、アンチエイジングに効果絶大だということです。
というわけで、最近、お客様で、「昆布大使」に任命されたT辺さまにいただいた「昆布革命」という細切りされた昆布とお水を、ポットに入れて、抽出された水を飲んでいます。
意外と知られていないのが、昆布の成分は切り口から出るということ。
泡が昆布の側面からたくさん出ていますね。
私の父はすでに他界しておりますが、生前、何度か脳梗塞で倒れたので、薦められて、根昆布を水につけて冷蔵庫で冷やし、よく飲んでいたのを覚えています。
昆布のアンチエイジングとデトックス効果。
お出汁だけでなく、ぜひ、お試しください。
いつも、ご訪問いただき感謝しております。
