偏見をぶちこわせ

先日、ニュース番組で見た映像に驚かされました。

象使いと男女ふたりの観光客を乗せた象が歩いていく。

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流行の自撮り棒にスマートフォンを付けて自分の姿を写す観光客。
その撮影中、誤ってスマートフォンを地面に落としてしまったのです。

すると、指示も受けていないのに、なんと象が鼻を使ってスマートフォンを拾い上げ、乗客に手渡すという奇跡のような動画なのです。

それほどに、象は頭が良い。

鼻で1トンの物を持ち上げることが出来る、地球上で最も力持ちの動物です。

しかし、サーカスや観光地に行くと、そこには細いロープや鎖で繋がれ、静かに、ただ、じっと立っている象の姿があります。

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象の力があれば、その鎖を杭ごと引き抜いて自由になれるはず・・。

彼がずっと若く、小さく、弱いときにびくともしない鉄の柱に繋いでおかれる。何度もその柱を引き抜こうと試みるけれど、自由になれない。

やがて、象は頑張ることをやめて、自らの運命を受け入れてしまう・・。

その後、どんなに成長して、強い力を得ても、側にある柱にくくられているのをみる限り、そこからは抜け出せないと信じ続けるのだ。

この象と同じことが人間にも当てはまる。大きな力を秘めているのに、自らの考えと偏見で創りだした限界に捕われてしまう。

決してあきらめない気持ちや熱意。限界突破、ブレークスルーはすぐ目の前だというのに。

今夜、スタッフにそんな偏見をクリアにして書き換えるための勉強会に行ってもらいます。これからの彼らの成長が、とても楽しみです。

いつも、お読みいただき感謝しています。