猫ーその名は こてつ

幼稚園からの付き合いで、かれこれ25年ほどの幼馴染

今もまだお互いの家の距離は自転車で 2分  

誕生日も近くて 血液型も同じ B型

私と幼馴染との間に割って入ってきた

  こてつ

猫です   ちなみに 女の子です


出会いは高校製のとき

捨てられたのか迷子なのか、ガリガリで弱りきっているのに

気は強くて怒りまくりで、幼馴染が雨の中2時間ほど格闘の末

やっと保護して、濡れた毛を拭いて、エサにがっついて

そのまま幼馴染の家族の一員になりました

このこてつ、お土産を持って遊びに行くと 必ず狙ってくるのです

最初はかわいい声で足元によって来るのですが

そのあとはずーーーーっと お土産を凝視

後で気付いたのですが、この凝視してる距離

獲物をねらう射程距離だったみたいです

テーブルの上に置かれたでっかいシュークリーム

一瞬、飲み物の手伝いで離れたとき

こてつからくりだされた猫パンチ!!

飛ばされた私のシュークリーム!!

こてつ WINN!!

この出来事から私とこてつとの戦いが始まったのです

幼馴染のではなく、なぜか私のほうだけ狙うのです

ある戦いの日

その日のお土産は生クリームたっぷりのホールケーキ

一応、箱のままテーブルに置きお皿など準備していると

何か物音が   振り向くと

箱の中に顔を突っ込む こてつ

生クリームを付けた毛と鼻は今でも覚えています

そんな こてつ とももうすぐ10年以上のお付き合い

相変わらず遊びに行くと寄ってきてすりすりしてくれますが

遊んでやると、何故か猫パンチ

いまだにライバルなのです             
                            kunimo