なつかしい味 赤福餅

あのNEWS以来、とんと食べる機会を逸していました。

ひさしぶりにお土産でいただいて、ご対面。

この色つや!餡切りとは違い甘さが控えめ。熱くて、渋めのお茶といっしょにいただく赤福は、特別な味。木のへらで、グイと白い餅の部分をすくって口に入れると思いだす伊勢の景色。

子供のころ、修学旅行でいった伊勢志摩で初めて食べた味。これは、ほとんど、もう刷り込みですね。なつかしいこのピンク色のパッケージが泣かせる。

 

赤福餅の誕生は、いまから300年前の宝永四年(1707年)。
赤福餅は、お餅の上にこし餡(あん)をのせた餅菓子ですが、歴史あるものなんですね。

形は伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡につけた三筋の形は清流、白いお餅は川底の小石を表しているらしい。名は「赤心慶福(せきしんけいふく)」の言葉から二文字いただき、「赤福」と名付けたと言い伝えられているそうな。

食後でも、別腹で甘いものが欲しくなる季節になりました。