春が近いと、眠いのである

「春眠暁を覚えず」で、春が近づき、暖かくなると眠りが深くなる。おかげで、このところ眠くて仕方がない。

昼過ぎまでは、結構シャキィーーンとしているのであるが、昼食を食べ1時を過ぎると、まぶたに重しがかかったように「眠れぇ〜、ねむれぇ〜♪」と静かに脳内で声がやさしく響きだすのだ。それがまた、えもいえず気持ちよい。

シエスタして、起きるとまた頭がシャッキリ、スッキリして、また物が考えられる。後半の人生においては、睡眠をうまくコントロール(奇数の時間の睡眠)して、一日を二分割し、二度の冴えた時間を得る方が、2倍楽しいと思うのだが。

 

母親の入院している病院の近くに、前にも書かせていただいた「そば辰」がある。面会の帰りに、昼ご飯を食べに行ったら超満員だった。

 

ここは私が学生時代にはすでに存在していたので、30年以上営業されている。300坪ほどの敷地は緑に囲まれ、二棟の建物で構成されたその中は老舗と呼ぶにふさわしい江戸前な造りのお蕎麦屋と昭和レトロな喫茶店で構成されている。いうなら、そこだけで完結する結界がそこにはある。

この日、満員で席がなかったのだが、6人席にひとりで座らせていただいた。冷たいお蕎麦な気分ではなかったので、しっぽく(蒲鉾2種、竹の子、山菜、海老、椎茸、海苔)と親子丼を。

量が多いので、食べれるか心配であったがペロリと平らげた。老舗というものの存在を考える。

次回、老舗の定義について書いてみたい。

 

 ■□■ ANTENNE □■□

芦屋店 Au Bricoleur 「オ・ブリコルール」

TEL 0797 35 1121

http://www.aubricoleur.jp
芦屋市大桝町2−12 クオリア三正1F

宝塚南口店  Opera 「オペラ」

TEL 0797 71 7747

山本店  Piony 「ピオニ」  

0797 80 0030 (山本)