海老蔵な左目に

年末の疲れか、はたまた日ごろの行いのせいなのか、左目(周りの方々からは右目)が赤くなっている。

もともとアレルギーのようで、眼科の先生にコンタクトもダメだしされている。まあ、目薬をさし安静にすれば自然とよくなる。あと2日頑張るだけだしね。

昨夜は、内田先生宅にお邪魔して、なつかしい方々のお顔を見れて楽しい夜でした。釈先生やラグビーの平尾さん、はるばる浜松からすうさんのお姿も。

みなさんに「かいや」の焼きとおしを持参し、食べてもらえたし。

初めて長田の作業場までとりにいって、久々にご主人にもお会いできました。製作途中のご主人に携帯のカメラを向けると、「撮っては困る」とおこられた。元ミーツの江さん曰く「取材お断りの幻のお店」。手元だけお願いしますと拝み倒して撮れた写真がこれだ。

関学出身で、お洒落なご主人は憧れである。家にもお邪魔したことがあるが、部屋の壁面には、ご自身で撮影された山岳写真の巨大パネルやJAZZのアナログLPレコードがびっしり。タンノイやJBLのパラゴンなどのスピーカー、リンやマッキントシュの真空管アンプなどハイエンドのオーディオが並ぶ。スキーや山岳写真がまたプロ級の腕前で、ライカ、ハッセルブラッドなどのカメラが所狭しと。そして中庭には、初期のMINIクーパー、シトロエン2CV、ローバーの4駆などの古いクルマがゆったりと佇んでいる。好きなものだけに囲まれ、好きなように仕事をして、一子相伝の蒲鉾の技だけで気楽にお過ごしである。なんて素敵な人生。

それでも、このご時勢。8代目のKくんは、同じくスキー・サーフィンが大好きで、自転車、マラソンとスポーツマンの好男子。厳しい修行の身でたいへんそうだが。お二人目のお子さんがおできになり、ますます頑張っておられる。

私も負けないように、後の一日。感謝の気持ちで全力を出して頑張ってまいります。