最近、料理を作る気がしない。
忙しいせいかな。
誰かの喜ぶ顔が見たくて、いろいろレシピを考えたりしないせいかもしれません。いけませんね。ところが、そんな私を、台所へ向かわせる気にさせる一冊に出会った。
先日、ララ・ポートにある雑貨屋さんで、衝動買いした本の題名が
「かどわきの一皿」 おいしさのための引き算
麻布十番にある割烹料亭の店主が書かれた料理本である。一読してほしくなった。これは、業種は違うが一流、本物の職人であると写真や文章の行間から漂うものが訴えかけてくる。一つの道に、精進した人の語る言葉は重い。少しだけお品書きをご紹介しておきます。
「まぐろの醤油洗い たたき長芋 黄身がけ」
「なすといちじくのしょうが焼き」
「土の香りのごぼうご飯」
ページをめくるたびに、本当に和の料理が好きで、人を味で笑顔にさせたいという気持ちが伝わってきます。
死ぬまでに、一度は行きたいお店が増えました。
■著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
門脇 俊哉
1960年、北海道・札幌生れ。東京・麻布十番の高級割烹「かどわき」店主。「つきじ植むら」、「鴨川」、「海燕亭」などを経て、2000年に麻布十番で独立後、本質をとらえた自由闊達な料理で一躍人気を博す。2004年、同じく麻布十番内で移転し、現在に至る
■芦屋 Au Bricoleur (オ・ブリコルール)
TEL 0797 35 1121
http://www.aubricoleur.jp
芦屋市大桝町2−12 クオリア三正1F
■ ANTENNE SUR VOGUE (アントゥンシュールヴォーグ)
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