一年のうちで、雨が爽やかに感じる日はそうはない。
4日、月曜日、新大阪にありますウエディングテラスでの、ヨーリーこと西村さんの結婚式に出席させていただきました。
たいへんモダンでハイセンスな教会でのお式。ヴァージンロードを静かに進んでいく花嫁は、いつみても胸をキュンとさせるものがある。
初めてお会いした新郎は、イケメンで優しそう。後で大学の後輩と判明して、一気に親近感が湧いた。
花嫁ヨーリーからの指名で集まったうちの婚期を控える女子たちが、ウェディング・ブーケを引き当てるゲームに参加。
ヨーリーはタユーに当てて欲しいとコメント。見事に引き当てたのはニッシャン。タユーもニッシャンも、トップスタイリストになるまで、もう少し頑張って欲しい。それにしても、新旧のスタッフの顔が揃う同窓会状態。
例によって主賓のスピーチが終わるまで、安心できない。人までしゃべるのは、緊張するものだ。人生、快晴のときも、この日のような爽やかな雨の日も豪雨や豪雪のときもある。互いの尊敬の念さえあれば、乗り越えていけることをお話しさせていただいた。いつも笑顔のヨーリーの素晴らしさが伝わっただろうか。
運ばれし料理は、目に鮮やかなフレンチ。重たいのではと心配したが昨今のフレンチは、胃に優しい。どれも美味しかったけれど、メインのフィレ肉が柔らかくて美味しかったが、スープが一番、記憶に残っている。
トリュフを添えたシャンピニオン(ブラウン・マッシュルーム)のスープに、泡立てたメレンゲが表面を覆っているカプチーノ仕立てのもの。
我がアンテーヌを代表してイガ・フナ・マンチェによるパフォーマンス。安心してみていられる。新しい笑いのヴァージョンも必要かな。
壁面のガラスがオープンして厨房がみえたり、別室でのビュッフェ形式でのデザート、ハイライトをすべて見せる壁面スクリーンでの挙式映像など、最近の式場の演出は凝っている。
花嫁よりご両親へのスピーチはやはり涙腺が緩くなる。すべてに優等生なヨーリーらしいスピーチ。豪快なお父さんと、肝っ玉の据わったお母さんの愛情を一杯に受けて育った美人三姉妹の真ん中で、調和を重んじるヨーリー。
妻として、母として、自分を抑えず、思い切り幸せに向って邁進してね。
12年間、ほんとうにありがとう!
いつもお読みいただき感謝しています。