夜の夙川教会。
ゴシック建築が夜空に浮かび上がる。
美しい。
先日、お客様でバードウォッチングが趣味でらっしゃるT川さまから、面白い話しを伺いました。
鴨などの水鳥の性比調査のお話です。ヨーロッパでは、水鳥の雄雌の割合に偏りが見られるそうです。日本でも同じ傾向なのか、ボランティアで全国のバードウォッチャーが、近くの繁殖地で雄と雌の数を読み取り、報告をするバードリサーチのイベントがあり、参加されるとの事。
http://bird-research.jp/1_katsudo/kamo_osu_mesu/index.html
30羽〜50羽の群れのいる所で、観察して数を数える。
雄は派手目な羽の模様。雌は地味なグレーが多い。自然界では、ライオンとか孔雀とか、人間とは逆の傾向。
寒空の中、水鳥たちの生態を観察されるバードウォッチャーの方々のたいへんさを想像して、その熱い思いに頭が下がるのです。
ウェブで調べてみますと、もっとコアな研究をされている方々がたくさんおられる。
http://www.bird-research.jp/1_publication/Waterbirds_newsletter/waterbird_news_201311.pdf
好きこそものの上手なれ。
寝食忘れて、打ち込める好きなものがあるって幸せなこと。
夙川教会の裏手にあるお蕎麦屋「侘助」で、あったかい鴨汁蕎麦をたぐりながらそんなことを考えるのです。
いつも、お読みいただき感謝しています。