一昨日、ついにiPhone5sが手元に届きました。やったぁ!
4Sより断然、薄く、軽くなっていますし、画面も大きい。
TOP画面からも、かなりの変化が感じられます。
たとえば、複数のサイトを立ち上げた場合の一覧が、以前は横一列にサイトのTOP画面が提示されましたが、今回、引き出しのファイルを上からみたような形状に。
立ち上げた際の、セキュリティの暗証番号画面はこんな感じ。
ところが、暗証番号を入れないでも、すぐに起動できる。それが、指紋認証センサーシステム。指をボタンに付けるだけで、本人と確認して、起動します。
ええっ、そんな大げさなと思っておられる方も多いと思いますが、これが驚くべきアドバンテージ。
親指、人差し指とか何通りかの指紋登録ができますし、アプリを買うためのApple storeでの買い物も、指紋認証だけで可能! 面倒なID、パスワードの入力がなく買い物ができる。
指紋は一人ひとり独自の形状ですから、言うまでもなく、セキュリティは万全。
Appleにしては信じられないような驚異の革新性とは言えないまでも、限られたスマートフォンデバイスの筐体上で機能を詰め込むためにはナイスなアイデアだと。
私はCで十分。「別に指紋認証なんていらないよ」と思っている人もいるかもしれませんが、今後、スマホの決済用デバイスとしての利用が進んで行くにつれ、指紋認証などの生体認証による厳重なセキュリティはますます重要になっていくのは間違いないでしょう。
以下の文章は、サイトからの引用: 発売前に書かれたものです。
5S発売前、この指紋認証ホームボタンに関する特許出願が、あたかもiPhone5sの発表とタイミングを合わせたかのように、先日の9月5日に公開されています(もちろん、まだ権利化はされていません)。番号はUS20130231046(新しすぎてまだGoogle Patentsには掲載されてません)、出願日は2012/01/03、発明の名称は”Electronic Device With Shared Near Field Communications and Sensor Structures”(NFCとセンサー構造を共用した電子機器)です。
発明の名称が表わしているように、この出願のポイントは同じ電極を(指紋)センサーとNFCのアンテナの両モードで使えるようにする点にあります。これまた、限られたスマホのフォームファクターをできるだけ有効活用するためのアイデアと言えます。
これは漏洩したパッケージをもとにMartin Hajek氏によって作られた、指紋認証用の「シルバーリング」内蔵のホームボタンを搭載したiPhone 5Sの想像図です。
これ自体はよくできた予想画像に過ぎませんが、しかし下記に掲載する画像を見ると、これが絵空事ではないことがわかります。
Appleに関する特許に詳しい海外ブログ「Patently Apple」は、今年初めにAppleが欧州で出願した特許を紹介しました。
ホームボタンに指紋認証機能を搭載する特許となっています。シルバーリングとして噂されている金属の円も確認できます。
さらに近接無線通信技術であるNFCも組み込まれているようです。NFC搭載のクレードルに関する特許もあり、このクレードルに挿すことで、PCとの通信をシームレスに行うことができるようです。もしかするとワイヤレス充電も想定しているかもしれませんね。
他にもPOS端末やテレビなどの各種周辺機器との接続も考えられているようです。
NFCと指紋認証センサーの組み合わせがあれば、様々な用途がありそう。
かなりの家電に応用可能な技術。すでに、富士通がスマートフォンに採用しているようです。
アドバンテージの短命さと、終わりなき進歩。
我々はどこに向かい、どこまで行けば、安堵の時を迎えるのでしょう。