しあわせに溢れる笑顔を見るのは、いつの日も、やはり素晴らしい。
人生に成功という定義があるとすると、一生続けられる好きな仕事をもつことと、信頼できるコミュニティをもつことだと、以前に書かせていただきました。
そのコミュニティの最小の単位が、家庭になります。
その範囲を広げていくと、親戚一族、友人のグループ、職場というように規模が大きくなり、その集合体が社会ということになるのだろうと・・。
ANTENNE・ジローのスタイリスト、奥谷くんの結婚式に出席させていただききました。すでに、入籍を1年ほど前に済ませてのお式。すでに元気な男の子が誕生して、幸せを絵に描いたような新郎新婦。全店のスタイリストとゆかりの深いアシスタント、そして卒業生が勢ぞろい。
異国からやってきた、ニコニコの牧師のお話に耳を傾け、讃美歌を唄い、祝福の花びらを浴びせて、席に着いて周囲を見渡しますと・・
身近なご親族と、すぐにスピーチが待っている緊張の私以外の方々はみな、和やかな笑顔。
注意してみますと、新郎側と新婦側で微妙に雰囲気が異なります。
でもこれは、この結婚式に限ったことではないでしょう。
生物は、自分と異なる遺伝子をもった異性を、追い求め、探し出すそうです。互いの足らないところを補い合い、より強い生存能力を持った子孫を残していくという、脈々とした生物の営みの一環なのでしょう。よって、家族や親族や友人にも、その傾向が雰囲気に現れるという気がします。
新郎の奥谷くんこと”オックン”は、ファッションセンスに優れ、新しいものが大好きで、こだわりをしっかり持っている青年。
式場のロケーションもスタイリッシュ、緑に囲まれて開放感に溢れた場所にあります。江坂にこんな場所があることをはじめて知りました。よく考えますと、服部緑地公園が近くにある。都会のオアシスのような趣です。
料理はフレンチ。トリフのスープから、ヒレステーキまで。どれも美味でしたが、フォアグラのアップルソース添えが、特に印象に残っています。とてもフォアグラには思えず、スウィーツのごとき甘みのある絶品の一皿。
オブリコルール・佐竹ディレクターの乾杯発声のあと、ご親族やご親友の挨拶が続き、ケーキカット、スクリーンによる2人のなれ初めの紹介、そして、例によってのスタッフの出し物。
これは、たいへん盛り上がりました。発案から衣装のコーディネイトと、かなりの練習を重ねたよう。大爆笑の渦。右から、イガ、マンチェ、フナの同期入社・三人組。
すでに、かなり満腹の状態でしたが、途中、サプライズで中庭に出てのスウィーツ・ブッフェ。やはり、別腹のようで女性人が大集合。
室内でも、その場でジェラードやチョコ、そして私の大好物、クレープシュゼットを作ってくださる。フランベとともに、あたり一面に良い香りが。
いろいろな場面があり、とくに微笑ましかったのはふたりの愛息、Yくんの存在。笑い声や泣き声が、随所に入り場が和みます。
新郎から新婦への、日ごろの感謝を含めた愛のメッセージ。
そして、新婦からご両親への感謝の言葉と続き結びとなりました。ほかにもたくさん写真がありますが、各サロンのブログにアップされることと。そちらもまたご覧下さい。
オックン、ノリコさん、ほんとうにおめでとうございます!
すでに入社して8年。いろいろなことがありました。
ほんとうにがんばっているね。
最初の1年は、初めての一人暮らしで栄養失調になって心配しましたが、料理上手で明るい奥さんの内助の功で、しあわせの絶頂だね。
より、その背中に、愛する家族への責任を感じることと思いますが、さらなる飛躍への第一歩へ、がんばっていきましょう。
しっかりバックアップしていきます。