エッセイストの立石敏雄さんの連載、笑う食卓を読んでいたら山形県の米の新種「つや姫」のことがでていました。
このお米、すんごく美味しそう。もち米のような食感らしい。コシヒカリ王国の日本に、革命ともいうべき美味しさらしい。ぜひとも食べて見たい。めでたくたどりつけて、食べられましたら、またご報告します。
このところ、ずっと長谷園の土鍋で米を炊いていますが、カレーのご飯だけは炊飯器のカレー仕様で炊き上げた方が美味しいんだな。土鍋で炊いた米は、モチモチでつやつやなんですが、カレーにむいたパサッでモチッな感触は炊飯器に軍配が上がるんです。カレーのもつ水分が、ご飯の粒と出会ったときに、一度、水分を入れない、弾いてしまうくらいの硬度が、カレーには必要だと。
額に玉の汗を浮かべつつ、はふはふ言いながら、つめたーい水と甘酸っぱいラッキョウ。舌が慣れてきたころに、ウスターソース投入。酸味が、うーったまらん。
土鍋の場合、炊き上がりから、蒸らす際の水分を飛ばせば、硬くはなるんですが、お焦げがたくさんできるわけで。おひつ替わりにご飯をいれておくと水分を余計に含んでべちゃっとしてしまうんですね。贅沢をいってる気がしますが、これは本当。
あとは空気感かな。べちゃ、むぎゅと押しつぶされた感のあるご飯はNG。ふぁっとほどよくが理想。握りのすし飯なんかは特にね。
炭水化物大好き人間の私としましては、朝ごはんから、炊きたてのご飯、汁物、きんぴらごぼうか筑前煮、のりの佃煮、明太子か辛子高菜、もしくは焼いた極辛のシャケか銀ダラの西京漬けでもあれば、あとは何もいりません。
あっ、贅沢ですか。
すっ、すみません。