泣けるね、究極の自己犠牲

歌手の絢香さんが売り出し中のタレント水嶋ヒロとの結婚で、所属事務所を怒らせて、事実上の引退を余儀なくされたそうだ。

これが事実だとすると少し哀しい。

わずか16歳で「三日月」のような詩が書けるなんて、末恐ろしい女の子が現れたものだと当時は、たいへん驚いた。バックバンドのギターと同棲していたのを、強引に水嶋ヒロが奪ったなんて。小説の世界ですね。それだけ若い時期から、「大人の女性」であったということかな。

三日月 絢香

最近、ラジオやTVにも最後の出演なんて感じでその姿をよく見かける。中・高音での表現力はすごい。かなりの人生経験がないと出せないのではないだろうか。思わず聴き入ってしまい、涙が出ることもしばしば。(たんに歳のせいか)

絢香のヒット曲には、「自己犠牲」のテーマが多い。

「私はいいから、あなただけは笑顔で、幸せでいてほしい。遠くの空からそれだけを願う」みたいな。その歌詞と同じく、水嶋ヒロをたて、アーティスト生命をかけて、「私がすべての責任を負う」という道を選んだのかな。

いずれにしても、ファンや音楽業界がほってはおかないだろう。

まちがいなく「涙の復活劇」は必ず来る。

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