早朝、寝ていたんですが、さすがに目が覚めました。
関西大震災経験者としては、不思議に揺れの大きさを確かめていましたね。ホテルの館内放送が流れて、「ご心配いりませんから、むやみに外に出たりしないように」とアナウンス。男性のいい声でした。
いつも、ホテルの朝食は楽しみにしています。「山里」で朝の膳をいただきました。
大根や蓮根などのお煮しめ、アジの開き、なめことわかめのお味噌汁、ひじきの煮物、海苔、かまぼこ、冷たい茶わん蒸しなど御膳に並んでいます。別に紀州梅、ちりめん山椒、鰹昆布が入った木箱がドンと置かれます。ご飯は、白ごはんか薬膳のお粥より選べます。
そのあと、チェックアウトして、Iさんのお勧めを思い出して、新東京国立美術館へ。ところが休館日。そのあと青山に出て、岡本太郎記念館にも足を向けたのですが、これも休館。つらい(泣き)
それでも、メインの青山通りのブランド直営店を見て回り、骨董通りにでて、もと来た青山交差点を目指します。ミッドセンチュリーモダンの家具屋の奥、一本は入ったとおりにある「書斎館」には驚きました。
ビルの1階のエントランスに、すりガラスが何重にも立てられ、植栽が施された奥に、ショウウインドウがぼやっと光っています。近づくとそこには、何百本のペン、ペン、ペン。
WATERMAN、デュポン、ペリカンなど世界各国から集められた万年筆や、ボールペンが所狭しと。若いスタッフのお姉さんの説明に聞き入り、思いがけず1本買ってしまいました。接客や知識の広さに感動。そこの看板犬「ニャンニャ」がむちゃかわいい。ヨークシャテリアで人懐っこくて。オーナーさんの愛犬だそうです。
青山通りに出ると、246沿いに「AO」という斬新なデザインのビルに目を奪われました。全体がガラスでできた背の高いビルと少し低いビルの2連からなりますが、大きなほうのビルの側面が大胆に切り取られたデザイン。かっこいいです。
その中にある「Ausdruck」という美容院でカットを。いいことも悪いことも、いろいろ勉強になる。
夕刻、イタリアンでパスタをかき込み、急いで羽田へ。東京メトロ銀座線から山手線へ、浜松町からモノレール。乗ってホッとしたのもつかの間、ある事実が・・。
まあ、なんとか伊丹にたどり着きました。
今回の東京の旅は、1流を知るというテーマでしたが、まずまず。
次回があれば今度は、数寄屋橋次郎に行きたいな。(笑)
■書斎館 www.shosaikan.co.jp
東京都港区南青山5丁目13−11
03-3400-3377
■芦屋 Au Bricoleur (オ・ブリコルール)
TEL 0797 35 1121
http://www.aubricoleur.jp
芦屋市大桝町2−12 クオリア三正1F
■ ANTENNE SUR VOGUE (アントゥンシュールヴォーグ)
TEL 0797 71 7747 (宝塚南口)
0797 80 0030 (山本)
079 559 0500 (北神戸 三田)