時代や世界は、こうしている間にも、私達の知らないところで動いている。
本日、三田のサロンまで、ある会社の社長のHさんがカラーとカットにクルマを飛ばして来てくださった。ご自宅が甲東園の山の手、関学の近くなので申し訳なく思ってしまう。いつも15分は早く到着される。出来る人は違うなと、いつもわが身を振り返り、反省。
Hさん、前にもご紹介したが、海外(中国、ベトナム、東欧)に拠点をもち、任天堂のWiiのグリップやら、東芝やシャープの家電製品の部品やらを生産されている。
任天堂などは、年商が1兆(1円、置くんとチャいまっせー)越え、下方修正したものの、過去最高の売上。
Hさんも、笑いが止まらないみたい。神戸の居留地にステキなオフィスを構えられた。
そのえびす顔がすべてを物語っている。
話のオチは最後に・・。
昨夜、眠れないので、ついレンタルしていたDVDを観てしまった。
あるテキサスの田舎の下院議員が、CIAから民間人として初めて表彰されるシーンから始まる。
1980年代の冷戦時代、ソ連がアフガニスタン侵攻を企てた際、ある議員の勇敢な行動が、アフガニスタンの国民を助け、ロシアを撃退した事実をもとに映画化された作品です。その下院議員、人間らしくて憎めない。ネタばれするので、細かい事は書かないが、トム・ハンクスもジュリア・ロバーツ、フィリップ・セイマー・ホフマンもすばらしい名演。
ユーモアがあり笑えるし、重たい作品になっていないところがすごいなー。
トラブルがおこり、その対処に胃が痛い方の特効薬としてオススメです!
そして、Hさんの話の続き:
「年初の各メーカーの社長の話で、S社などは堺の工場を液晶生産として立ち上げたのに、ソーラーの生産に切り替えたみたい」とか「Wiiのグリップは、次回作で現行のものより長さがながくなるよ」とか教えてくださる。
「株買おうかな」と、思っていたら、「もうすでに発表済みですがね」と。
社長ったら、すべてをお見通しなんだな。(笑い)
こんな片田舎のサロンで、世界の経済の動きが垣間見える。
ありがたいお仕事です。
ネタバレ注意! ↓
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007)
■ 米ソ冷戦終結の真の立役者とも評されるテキサス選出の下院議員をモデルに描く実録政治コメディ。プレイボーイとして鳴らしたお気楽議員、チャーリー・ウィルソンが、アフガニスタンに侵攻したソ連が退却へと追い込まれるに至った過程で重要な役割を果たしていた、という衝撃の事実を、彼に多大な影響を与えた女大富豪ジョアンとの関係を軸にコミカルなタッチで綴る。主演はトム・ハンクス、共演にジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン。監督は「卒業」「クローサー」のマイク・ニコルズ。
テキサス選出の下院議員チャーリー・ウィルソンは、美女とお酒をこよなく愛するお気楽議員。それでも、根は優しく持ち前の大らかな人柄で、周囲の人々からは愛される存在だった。そんなチャーリーはある日、テキサスを代表する富豪の女性ジョアンから、ソ連の侵攻に苦しむアフガニスタンの人々を救ってほしいと頼まれる。政治にまるで興味のない政治家、チャーリーだったが、アフガンの実情に心を痛め、一肌脱ぐ決意を固める。さっそく、大国ソ連を相手に二の足を踏む政府を横目に、CIAのはみ出し者、ガストの協力を得ながら前代未聞の極秘作戦を開始するチャーリーだったが…。