ニューシネマパラダイス


シチリアの小さな村にある映画館パラダイス座。
そこで青春時代を過ごした映画監督サルヴァトーレが、当時、慕っていた映写技師アルフレードの訃報を聞き、故郷に帰ってくる。
そして、少年時代、青年時代の思い出に浸っていたサルヴァトーレが受け取ったアルフレードの形見には、映画への愛とアルフレードの想いがぎっしり詰まっていた……。

弱冠29歳のトルナトーレ監督が、映画を愛する全ての人に送る感動編。
劇場とフィルムにまつわるエピソードはどれも楽しく、その中で展開される悲喜こもごもの人生模様。エンニオ・モリコーネの切なくも美しいメロディに包まれて迎える。
映画の持つ”力”が具現化されたクライマックスは、涙なくして観られない。

映画監督が自分の仕事、仕事場を作品にすることって多いですよね。

たとえば 
トリュフォー「アメリカの夜」、
フェリーニ「8 1/2」、ボクダノビッヂ「ニッケルオデオン」、
ウディ・アレン「スターダスト〜」、
タビアーニ兄弟「グッドモーニングバビロン」他多数。

でも、悲しい作品が多いみたい。
「取り戻せないあのころの自分」がテーマ。

静かに泣きたい人にお勧め。

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版

角川エンタテインメント

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