名神高速を北へ。お客様のお見舞いに吹田に向う。万博公園の新緑が目に眩しい。太陽の塔を久しぶりに見た。
胸の白い包帯が痛々しいが、幸い、ご本人は、いったってお元気で安心した。すぐに復帰なさりそうな勢いを感じました。よかった!
毎回、阪大病院に入って驚くのは、病院がビジネスを介して、ひとつの巨大な街になっており、機能していること。
コンビニや本屋、郵便局やレストラン、床屋、オシャレな休憩室を要したスターバックスなどなんでも揃う。
今回、時間があったので探検してみたら、なんと、うどん屋やうなぎ屋まであるのには驚いた。
帰りに、意を決して「う」の文字が書かれた暖簾をくぐってみたのです。
「阪大うなぎ」
四人掛けのテーブルが4つ。こじんまりと小さなお店で、ご主人と奥さんだろうか、二人で切り盛り。うな丼やうなぎ定食など書かれたメニューをみて考える。
¥1500~¥3000の価格帯で並、上、特上。この際、どうせなら物は試しと、¥2580のうな丼の特上を頼んでみた。
1匹が焼かれて、載せられた丼、肝吸いと漬物が3分ほどで出てくる。これは早い。
当然ながら、生きてるうなぎを捌いて、焼きを入れる作業は完了しているのだろう。切り身を、炭火で炙り、出てきたものと思われます。
それでも、ふっくらと蒸しを入れてから焼かれたと思われるうなぎは、しっかり脂の旨みを伝えてくる。肝吸いのお出汁も上品な薄味で美味しい。
思いがけず、つかの間の贅沢をさせていただきました。
切った、貼った、手術が好きな人はいないと思う。身体にメスを入れることのリスクは大きい。痛みなど自覚症状の有る無しもあるけれど、ある日、突然、不具合が生じ、勇気を出してことに臨む。
決断するまでは、思い悩むけれど、麻酔を打たれて、その後意識が遠のいて、気がつけば全てが終わっている。悩んでいたのが嘘のように、晴れ晴れとした気持ちがよみがえる。
Dさま、しっかり養生されて、元気なお顔を見せてくださいね。お大事に!
いつも、お読みいただきありがとうございます。