一階ロビーの奥にあるレストランで朝食。
和食があるのがありがたい。白飯と味噌汁、焼き魚、海苔や梅干しや納豆、かまぼこまである。NY北野ホテルは、神戸北野ホテルとは無関係。和の心が随所に感じられました。
午前中は、理事長はじめサミーさん、長谷川さん、東京のサロンオーナーMさんが勢揃いして、サロンの契約内容の確認。事細かに確認作業が続く。たいへんだ。
これで実質、理事長のNYサロンの誕生。そのプロセスを横で見せていただいた。
さて、ゆっくりはしていられない。
ひとり、タクシーでペンステーションへ。
地下に潜ってチケットを購入。往復で２４＄。
次の列車が何番のホームに入るか掲示板を見て１７番ホームに向かう。
行き先によって掲示板が異なり、みんな掲示板の前で今か今かと電光掲示板を見て待っている。
ロングアイランド・レイルウェイはひとことで言ってのどかな田舎町を走る各駅停車という感じ。特急もあるらしいですが。
ポートアイランドはどんなところだろう。途中、一回だけ海が見えました。ワクワクしながら車窓を眺めた子どものころを想いだす。
終着駅が目的地のポートワシントン。景色を眺めつつ３０分ほどで到着。
ホームに降り立つと思いの外がらんとしたホームだ。駅を出て通りを歩く。
通りの角にスターバックスコーヒーがあるだけで、あとは地元の小さなお店がちらほら。電話でサロンオーナーのチカさんと話した時、駅の近くの二階のサロンと聞いていたので、駅の周りを歩いて自力で探し始める。
正直、さっぱりわからず、仕方がないのでサロンに電話すると駅の左手、すぐ近くだとわかった。看板を見つけ、ドアを開けて中に。階段を上がって奥から２番目のドアが「L.I.WAVE」。
お客様が3名ほどおられ、アシスタントと思しき若い女性のスタッフが対応してくださる。オーナーのチカさんは、カラーをされていた。しばらく傍で待たせていただく。５分ほどでチカさんと対面。
とても感じの良い女性でした。この地にサロンを構え２０数年。よくアメリカの地で、女性一人で切り盛りしてこられたと。ポートワシントンは、高級住宅地で人気があり地下が高いそうだ。最低でも家は７００千＄から８００千＄くらい。近くにキャノンなどの日本の企業があり日本人も多いそうだ。筋の良いお客様が多く、治安も最高に良い。チカさんにはお子さんがおられ、今年、大学卒業で就職なのでサロンを手放すことを考えておられるのだそう。
ニューヨーク市内にお住まいで、仕事としてポートワシントンに通われているとのこと。
まだ、お客様を仕上げるまで時間がかかりそうなので、次の日に、できれば詳しいお話を聞かせてくださいとお願いしてサロンを後にしました。
あたりを散策して回る。
近くに、日本人経営の「ヘアメイツ」というチェーンサロンができているとのことで見に行かせていただいた。
お客様がウインドウ越しに見えて、忙しそうだ。「髪のお友達」という意味でしょうか。なかなかいいネーミング。
この日は、月曜日でしたがアメリカの祝日で、お休みのお店が多い。通りを車が走っていくが、どれも高級車が多い。
駅の前のスタバでコーヒーを購入して駅に向かう。ちょうど発車間際の列車があり、すぐに乗り込んだ。
夕日を眺めつつ、ニューヨークへ。
ペンステーションからタクシーに乗らずに８ブロックほどを歩いてホテルへ戻る。
人と車が溢れ、賑やかな通りを眺めつつホテルに到着。種を明かしますと、あるアプリのおかげで道に迷わず歩けたのです。
スマホのアプリ「トラベルコマップ」は、Wi-Fiがなくても地図上で現在位置がわかる優れもの。
https://www.travelvoice.jp/20161206-79213 Apple Storeで無料ダウンロード
これさえあれば、住所さえわかれば目的地へ行ける。海外にお出かけの際は、無料ですからぜひダウンロードしてお使いください。
この後、夕食はニューヨークドライカットの第一人者、山根エイジさんと夕食を共にさせていただいた。
美味しい日本食をいただきながら、技術のお話やニューヨークでの生活などたくさんお話を伺いました。
この続きは後日。
いつもお読みいただき感謝しています。
