松田さんと朝から待ち合わせして蚤の市へ。
と、その前にホテルやガイドの松田さんのことを少し書いておこうと思う。
今回のホテルは、「CATALONIA・SAGRADA FAMILIA」http://www.hoteles-catalonia.com
JTBさんが、がんばってくださり、私の部屋と朝食はこんな感じ。
オムレツも焼いてくれるし、珈琲や各種ティー、ジュース、ハム、パンやサラダ、フルーツも豊富。
改装後、まだ一年できれいなインテリア。ただ、私の部屋にはシャワーのみでバスタブがなかった。やはり、湯に浸かれないと疲れがとれませんね。
水先案内人の松田さんは、バルセロナ在住の私と同世代の女性。元々は東京の雑誌社にお勤めで、最後は雑誌「VOGUE」におられたそうです。今回、体調が優れない(背中を痛めておいででした)なか、懸命にアテンドしていただいた。この場をお借りして感謝の意を。
お世話になり、ありがとうございました!
そのバングの短さや、ご自宅からスケーターでやってこられることなどからも分かっていただけるかと思いますが、かなり個性的な女性でらっしゃいます。
ご本人からのご希望で詳細は明かせませんが、彼女のお兄さまは、誰もが知る国民的バンドのメンバーなのです。
さて、蚤の市のお話に。
聞いてはいましたが、建築物としてかなり凝った造りにびっくり。
二階建ての躯体が、巨大な変形の屋根を支える構造で屋根の裏側が鏡になっている。地上が映っているのがお分かりになられるだろうか。
そして、中央の広場に所狭しと出店が並び、無数の客で溢れています。家具や雑貨、衣料やガラクタまで出品物の出所は不明。宝探しの気分。
私は、ここで革のジャケットを購入。驚くなかれ20ユーロでした。
いささか疲れてカフェでお茶を。
ここのギャルソンが、人懐っこい方でいろいろ教えてくださる。気さくなナイスガイ。
下の写真は、ガイドの松田さんがカフェに入ると行う習慣的行動。紙タバコの製作。超がつくほどのヘビースモーカーである。
一旦、ホテルに戻り銀行で両替を行い、午後からガウディの建築物を見ながらバルセロナ市内の中心街を歩くことに。
昨夜お世話になった寿司屋「Yamane」のM谷さんと連絡を取り、夕刻カタルーニャ音楽堂あたりで待ち合わせることになる。
午後から仕切り直して、タクシーで市街地を目指す。途中、モデル撮影をしている場面に遭遇。
昼食がまだでしたので、ヴェルディ川崎などで活躍した元Jリーガー石塚啓次氏が経営されているお店
「宵宵祇園京都(よいよいぎおんきょうと)」といううどん屋さんへ。
http://www.houyhnhnm.jp/mag/keiji_ishizuka/
迷ったあげくにカレーうどんをチョイス。手打ちのうどんがしこしこで、お出汁もしっかり。
アスリートらしい爽やか笑顔のご主人と、愛らしく美しい奥様が切り盛りするステキなお店でした。
そこからランブラス通りを目指し、表参道や御堂筋を彷彿とさせる通りを歩く。一流のブランド店が軒を連ねるお洒落な通り。
中国人や韓国人がやはり多い。
ガウディの建築物を教えていただき、シャッターを押し続ける。途中、ミラーレスカメラの電池切れになるほど。下の写真は、ガウディ設計の高級マンション「カサ・ミラ」。
下の段、右から二軒目、やはりベランダ枠が仮面のような建物がガウディ作。
とにかく目につくお洒落なものをピシピシ撮る。
カタルーニャ広場からレイ・アール広場あたり。
ランブラス通りが見えてきた。ここから車道が極端に狭まり、歩行者天国な感じに。
突然右手に、サン・ジョセップ市場が現れる。
凄い人波。スリに気をつけるように松田さんから注意を受ける。ハモンセラーノに代表される生ハム屋から始まり、八百屋、果物屋、トマト専門店、日本では見かけないキノコを扱う専門店や鶏肉屋、八百屋、玉子屋、チーズ屋などそれぞれ専門店で溢れていて興味は尽きない。
地元のロコたちからポケリア(胃袋)と呼ばれているのも納得できる。
このあと、ゴシック地区と呼ばれる旧市街の中心にある「サン・ジャウマ広場」から「王の広場」を経て、「カタルーニャ音楽堂」あたりでM谷さんと合流してカフェをハシゴ。
スペイン人の気質、スペインでのリアルな生活などを詳しく伺った。
申し訳ありませんが、一日延びてその模様は明日。
いつも、お読みいただき感謝しています。