仕事と幹部会で、私は参加できませんでしたが、六甲山系摩耶山での「登山&まき割り、火おこし&おにぎり」のイベントの模様が届きました。
同行された関西学院大学の教授、I垣先生が写真を送ってくださったのです。
見事な身体運用のなせる業。さすがに、達人。
その他にも、野元さんによる火おこしや、飯盒炊爨で炊いた美味しいお米でのおにぎり体験で、盛会だったそうです。
あいだに、甲野先生が物を運んだり、片づけをしたりして、こまごまと動かれておられました。その行動に、甲野先生の凄さを知らない子供たちやそのお母さんたちからも大人気であったそうです。さすがに達人。
次の日に、主催の湯川さんと野元さんとランチ。さらに、コアなお話をたくさん伺いました。たくさんお聞きしたんですが、まず、「とらひしぎ」の話から。
親指を内側に力を入れて曲げます。それと逆方向に人差し指を曲げて力を入れる。そうすると、四足歩行していたころの人間の本来の力が生み出されるようになる。
筋肉はらせん状に身体に向かって伸びている。そうすることで肩が自然に落ち、ほかの身体の筋肉が勝手に動き出す。
不思議です。動かせなさそうなものが持ちあげられたり、軽々と自分の身体が動く。
片足では、ちょっと立てない高さの机に片足をかけてください。
とらひしぎの手をしたときと、そうでないときを比べてみると一目瞭然。
普通、手は敏感で、自在に動かせる。それに制限を与えることで、他の部位が手助けをしてくれる。
普段は腕の筋肉だけで動かしているので、これくらいのものしか動かせないと、過去の経験から自分で思いこんでいるのです。
身体とは、まだまだ解明されない不思議な力が存在し、我々人間は、それを使いこなす術を忘れている。
ほかにも、ニホンミツバチの習性や育てるためのマル秘テクニックをご伝授いただきました。
後日、ご紹介したいなと思っています。
いつも、お読みいただきありがとうございます。