驚愕!MNP弾のからくり

ドコモのガラケーから、NTTドコモのiPhone5sに機種変更して、スマホが2台。仕事とプライベートのスマートフォン2台持ちは無駄が多いと考え、もう一台のソフトバンクのiPhone4sをガラケーに戻す目的で携帯電話取り扱い店へ。

 

ご存じのこととはと思いますが、携帯キャリアを乗り替えすると、いろいろな特典が付きます。使用料金の割引や新機種代金の無料など、会社によって様々。

 

比較のため、家電量販店の携帯窓口が集合しているところにいって話を聞きますと、驚きの事実が次々に。

 

通話だけができる携帯でいいなら、ウィルコムでは、PHSになりますが、キャンペーン中で2台持ち(PHSX2)にすると料金が割安になるとか、

ソフトバンクでは子供携帯(簡単な通話、定型文でのメール)なら、実質月の支払いが1000円前後とか、

auでは、無料で新品のガラケーが、1500円くらいで使え、さらにeo光のインターネット・電話サービス加入済みなら、月々45円で使えるとか、

 

・・・様々な情報を教えていただき、その複雑さと煩雑さは記憶しきれないほど。

 

正確を記すため、詳細をここで書くのは控えさせていただきます。

 

 

 

自宅に戻り、そのあたりをネットで調べますと、さらに驚愕の事実が明らかに・・・。

 

MNP弾という言葉をご存知でしょうか? この「MNP弾」という単語が、ネット上で飛び交っています。

英単語、Mobile Number Portability(モバイル・ナンバー・ポータビィリティ)の略語です。

携帯番号はそのままで、別のキャリアからの乗り換えをすることで、キャッシュバックで利益を得ることができるからほかなりません。

 

目的のキャリア以外の回線をもち、乗り換えを繰り返すことで利益を得ている「携帯乞食」と呼ばれる人々が後を絶たない。

 

思い出してみると、その家電量販店のカウンターでは、なぜかauのところだけが異常に混んでいた。

auが、一番キャッシュバックする率が高いようです。

 

このあたり、以下のサイト「けーたい速報」にアクセスされて、ご確認ください。

 

http://blog.livedoor.jp/phone_news/archives/5497745.html

 

 

通信費を抑えるの手段として、合法的に、これが平然と、現在もおこなわれているという事実。そして、auに限らず条件は異なりますが、新規保有数を伸ばすため、各キャリアが同じようなキャッシュバックをおこない、黙認しているのです。さすがに最近は、短い期間での乗り換えでの違約金が発生するシステムに移行しつつあるようです。ブラックリストも存在し、取り締まりも始まっているようなのですが、これもそれほどの効力を発揮できていないようですね。

 

 

永く同じキャリア(携帯端末会社)を使い続けることが、バカバカしくなりませんか?同じキャリアで機種変更するより、新しい携帯キャリアに乗り変えた方が、何万円もお得だということなのです。

 

 

悪知恵の働く方々は、本来の携帯を保有しながら、もう一台の携帯で様々なキャリアを転々と移動し、利益を得て通信費を賄って、なおかつ利益を得ているということ。

すでに飽和に近付きつつある携帯保有率。台数は変わらないのに、同じパイを各社で値引き合戦を繰り返す携帯キャリア会社を手玉に取り、安価な通信費の負担で、一部の人たちが、莫大な利益を得続けているという事実。

このあたり、真偽を確かめるため、業界に詳しいK浦さんにお聞きしますと「合法的な、黙認されている裏社会の常識です」とのこと。キャッシュバックの話は聞いたことがあり、知ってはいましたが、これほどであるとは・・。

 

3月、通常、新機種の発表とともに、また新規加入者を求めて、各社の熾烈な奪い合いが繰り広げられるのでしょう。いや、新機種の導入は、消費税導入をにらんで4月からということも考えられますね。

 

やれやれ、どう受け止めるべきなのか・・・頭を冷やして、後日、再検証したいと思います。