マッチで旅するヨーロッパ

クリエーターや表現者は、苦悩を繰り返す。

 

とりわけ、枠の中での表現においては。

 

 

制約があるからこそ、人は意欲に駆られ、出会ったことのないものを追い求め、限界ギリギリの線上で試作と苦悩を繰り返すのだろう。

聴覚、味覚、視覚など、すべての創作のフィールドで共通することに違いない。

 

 

クラッシックの楽器奏者は、決まったスコア(楽譜)のなか、いかに自己表現をするかで。

 

料理人は、新しい味や素材の探究。例えば、腐ると発酵のせめぎ合いの中で。(その結果として、納豆やチーズは生まれた)

 

写真家は、四角い枠の中で、どれだけの光を撮り込み、どの位置に被写体を置くのかで・・。

 

先日、ご紹介しましたCHAICAFE BHAGAVAD(チャイカフェ バガヴァッド)さんで、一冊の本に心惹かれた。

http://blog.goo.ne.jp/antenne_navi/e/374e0a0cb080485c1c860f1436ef22ec

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな紙のうえに描かれた様々な図案と配色、そして文字。どこか懐かしく、それでいて、アジアの感性とは一線を画する。

 

東欧や北欧中心の、名もなき作家たちの努力に想いを馳せてしまうのだ。

 

 

◆「マッチで旅するヨーロッパ」

 

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%81%E3%81%A7%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E8%B2%A2%E5%AE%9F%E5%AD%90/dp/4894445948/ref=sr_1_fkmr1_1?ie=UTF8&qid=1381608115&sr=8-1-fkmr1&keywords=%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%81%E3%81%A7%E8%A1%8C%E3%81%8F%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91