まずは、変化を恐れず、受け入れること。

御影住吉「凱風館」で、朝稽古。

 

 

 

 

 

 

久しぶりに、T口さんにお会いした。お元気そう。お手合わせをしていただいた。

最近、内田樹先生は、多田先生の講習会後、変化技主体で、よくご教授されます。少し変化するだけで、戸惑います。ほんとうに奥が深い。

 

湿度が高く、すぐに汗が噴きだして胴着が湿ってきます。冷たいシャワーの気持ちよさは格別。

 

 

 

その後、宝塚南口のサロン「OPERA」へ。1年生の勉強会で講師を。

 

この時期、シャンプーができるようになって、過ぎる時間も速度を増しますね。

そして、技術の壁に突き当たる。

マネをすることから入り、どんどん、できるようになるにつれて、「こうしないといけないんだ」というワンパターンの呪縛に囚われていくのです。「こうすれば、気持ちよくできるはず。こうしていれば間違いない」という呪文が、頭の中にこだまします。

 

ついには、同じところをグルグル回って進歩が止まる。

 

一度、上空から全体を見降ろして、俯瞰することが必要。小さな袋小路に入り込んで、逡巡していたことに気づけば、占めたもの。

別のアプローチや、違った方法を思いつき、もう一段ステージが上がる。それを何度も繰り返していくのです。

 

そのあたり、体験を交えて端的に語っておられるビデオがありました。甲南合気会のF井さんのFBにアップされていました。

 

http://www.ted.com/talks/lang/ja/phil_hansen_embrace_the_shake.html?source=facebook#.UbWDP8k1adl.facebook

 

 

技術と、芸術には到達点の差はあっても、そのプロセスは近いものがある。

 

常識や、習慣に惑わされてしまわぬよう、逆の方向からも考えてみる。

 

恐れることなく、柔軟に自分を変化させることが、本当に大切ですね。

 

 

 

 

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